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すべては「ファイナンシャルプラン」から始まる

「毎月いくらの生活費を使っていますか?」「貯蓄額はどのくらい必要ですか?」このような質問をされて、きちんと答えることができるでしょうか?

お金に関する質問をされて、

「生活費は食費や固定費がこのくらいいるから、〇額必要」

「子どもの教育費は〇円必要だから、毎月いくらの貯蓄が必要」などと、

きちんと説明することは、意外と難しいです。

お金を貯める・使うにも”ただ何となく”では足りなくなって失敗することが多いです。

お金の「目的」とそれを実行できる「仕組み」が大切です。

この記事は

✅貯金するのが苦手

✅知らない間にお金を使っている

✅家計簿つけるには苦手

という人におすすめの記事です。

これを読んで行動すれば、計画的に貯蓄できるようになります。

この記事は4000文字くらいのちょっと長めの記事になります。

行動のきっかけは「ファイナンシャルプラン」

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「ファイナンシャルプラン」とは?

ファイナンシャルプランとは人生計画やライフプランに基づいた「資金計画」です。
分かりやすく言うと「必要なものを必要な時に準備できること」です。

私も「家計のこと?」ぐらいに思っていました。

お金を稼ぐ、生活費を収入範囲で使う、

欲しいものはカードや貯めていたお金で支払う、

将来は何となく貯蓄をしないと困るから100万以上は貯めないとなあ、

こんな感じの私でした。

つまり現状は赤字でなくて、少し貯金出来れば大丈夫の、

何となくのお金の管理でした。

この何となくのお金管理ではだめで、

計画的に家計をコントロールする必要があるのが、

わたしが理解した「ファイナンシャルプラン」でした。

YouTube「マネーアクション」との出会い

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「ファイナンシャルプランニング」を分かりやすく、

行動しやすいようにした動画が「マネーアクション」でした。

「マネーアクション」とはYouTube「マネーセンスカレッジ」の動画で、

1本の動画で「ファイナンシャルプランを細分化した内容」とすべき「行動」を具体的に説明しています。

全部で34本の動画=講義になっており、これをすべて見終わる頃には

お金の知識と行動が身についているというものです。

1本の動画時間も平均20~30分と長めのです。

おすすめのYouTube!「マネーアクション」↓



マネーセンスカレッジ」は投資やファイナンシャルプランを中心に情報を発信しているサイトです。

代表は浅田修司さん。

投資家、ファイナンシャルコーチ。

投資とファイナンシャルプランを通じて経済的独立、自由を目指しています。

YouTubeの「マネーセンスカレッジ」の特徴は

わかりやすさ、誰にでもコツコツ地道にできる投資方法を発信していることです。

わたしは現在「マネーセンスカレッジ」サイトの月額会員になっています。

「マネーセンスカレッジ」きっかけで、我が家のファイナンシャルプランを見直し、今では一般NISA、ジュニアNISA、iDeCoを継続しています。

ファイナンシャルプランする上での大事な前提

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自分の収入すべて使うのではなく、ライフイベントやアクシデントなどに前もって備え、借金をしない仕組みにすることが大切。

私たちがものを手に入れる時に普段当たり前にしているローンを組んで利息を払うのではなく、事前に準備できる資金管理が必要です。

具体的なファイナンシャルプランニング

事前に「必要となる」項目とその費用をすべて書き出し、その費用を実現化できる方法を考える。

・「必要となる」とは突発的なことやもしもの時に対処できる資金
・「必要となる」とは将来に必ず使う予定のあるものに必要な資金

将来に必ず使う予定のあるもの

必要な資金の項目(教育資金など)別ではなく、期間で必要な資金を考える

・毎月の収支=家計
・1年以内の貯蓄
・1年越~3年以内の貯蓄
・5年以上の貯蓄
・人生の3大資金の2つ「教育資金」「老後資金」

我が家の実際のプランニングした例と共に解説していきます。

毎月の収支

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いわゆる「家計」と言われるもので、これを4つのカテゴリーに区分します。

1.固定費 2.変動費 3.自己投資費 4.貯蓄投資

これらを等しく4分割するものです。

ここで大事なのは総生活費を4分の3(75%)で抑えて、
貯蓄・投資を必ず4分の1(25%)確保すること。

カテゴリーの詳細は以下の通りです。

1.固定費:家賃代。持ち家であれば税金・修繕費。生命保険などの保険料。
2.変動費:食費光熱費、交通費、車があればガソリン代、駐車場代などの維持費
3.自己投資費:通信費、教育費、医療費、娯楽費や交際費など。
4.貯蓄・投資:貯蓄(定期など)・NISAなどの投資

【我が家の家計事情】 

我が家は食費や教育費などが大きな出費になります。

固定費の保険を見直して、貯蓄を10%確保することにしました。

②1年以内の貯蓄

1年間に必要な支出。

自動車保険、自動車税などの税金、
お歳暮中元、旅行が年に1度であれば旅行費など。

これらは毎月の収入でまかないます。

つまり、税金は固定費、お中元などは交際費、

旅行は自己投資費として毎月の家計に振り分けます。

口座は日常使いできるもので、自動積立にすることです。

【我が家の家計事情】

「自治会費」「子供の教育費」「自動車保険」「お中元・歳暮」

これらを家計の4カテゴリーに振り分けて、毎月の家計で支払っています。

いずれも普段利用する口座に自動積立しています。

③3年内の貯蓄

1年越えで3年内の支出に備える資金のことです。

車検、七五三などの祝い事、家電やスマホの買い替えなどで、

これは家計の中の、貯蓄の部分でまかないます。

1年越えで3年以内のものを書きだして総費用を算出します。

それを貯蓄するのに必要な月で割り、その分を毎月貯蓄していきます。

【我が家の家計事情】

「七五三」「スマホ代」「車検」などの総金額を期間で割り、定額積立をしています。

利用口座は、利率のよい「あおぞら銀行 BANK支店」

④5年以上の貯蓄

5年以上の支出に備える資金です。

持ち家であれば「修繕費」「火災家財保険」、車の買い替え費など大きな費用を要する項目が当てはまることが多いです。

これらは具体的にイメージしにくい金額になりますが、

目安として、新車(普通車)であれば200万くらい、修繕費であれば100万以上。

この費用を「貯蓄」か「投資」かを自分で考える必要があります。

貯蓄の場合は月に必要な貯蓄額を算出します。

100万円くらいの費用になると、月の貯蓄額が高くなります。

貯蓄のメリットは元本割れしないということ。
絶対に必要な金額が限られた期間までに決まっていれば、
手堅く貯蓄するほうがよいかもしれません。

また、長期間であれば、投資という考えも選択肢のひとつになりますね。
(投資は何年経っても元本割れの可能性は消えません)

【我が家の家計事情】

この項目を貯蓄にすると、毎月10万ほどの積み立てが必要です。

短期間でいつ必要になるかもわからない項目なので、一部を貯蓄にすることに決めました。

「教育資金」「老後資金」

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【教育資金】

「大学資金」は「自宅・国立」のケースでも540万

「自宅外・私立文系」1130万「自宅・私立理系」830万

【老後資金】

「マネーアクション」では足りない金額は1人3000万

これは貯蓄では難しい金額です

【我が家の家計事情】

ジュニアNISA、iDeCoを利用しています。

突発的なことやもしもの時に対処できるもの


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生活防衛資金

アクシデントや突然のお祝い事に備える、何かあったときの資金になります。

貯蓄をする上で1番に優先して貯めるべき資金になります。

目安は生活費の3カ月~6カ月分。約50万~100万くらいです。

【死亡保障】

子供がいて、両親どちらかが「もしも」の事態に備える資金になります。

足らない部分を保険「収入保障保険」等で対応します。

子供がいる場合の片親(特に母親)の場合は生活が困窮することが多いようです。

【借金】

「借金」はまず、すべての借金を書きだすことから始めます。

その中から「高利息」のものから返済。

重要なのは借金しないように、「生活防衛資金」を貯めながら借金返済をすること。

【参考記事】長文のため、割愛。こちらのブログにて詳しく解説!


マネーアクションを終えて

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このマネーアクションを終えると、理想額と現実にできる貯蓄額のギャップに愕然としました。

「マネーアクション」では、理想的な考え方や方法を解説してくれますが、

理想とかけ離れた金銭事情について、どうすべきかということは触れられていません。

恐らく、マネーアクションでの「理想的な資金計画」をできない家庭の方が多数派だと思います。

全てを計画通りに貯蓄、投資するには、

生活費を最低基準までに下げるか、収入を増やすしかありません。


「どうしたらいいの?」

理想額に少しでも近づけるべく、3点の課題とすべき行動が分かりました。

①事前に備えるべきすべての金額が書き出す。月に必要な貯蓄や投資額はいくらか。

②貯蓄を確保するために毎月の支出額をいくらまでに抑える必要があるか。

③足りない貯蓄をいくら収入で増やす必要があるか。

これらを何度も繰り返しながら、理想の家計管理に近づけることが必要です。


まとめ

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「ファイナンシャルプラン」をすることで、将来に必要な資金と

今すべき自分の行動が見えてきます。

また、「マネーアクション」では具体的な資金額と行動を細分化してくれています。

簡単にできることではありませんが、理解し少しでも行動することで、

計画的に貯めることができるようになります。


行動するのはめんどくさい」方は以下の記事を参考にしてください。↓


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