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初めて訪れたラナイ島

はじめて訪れたラナイ島

ホノルルから小型機で約30分程で、ラナイ島に到着する。

人口3,000人ほどの小さな島である。  住民の大半はフィリピンからの移民で、二、三世代と続いている。島の片方はパイナップル畑が延々過去に続いていた時期も長かった。

もう一方は広大な牧場である。 もともと、牧場主の母家として、何世代か続き、その後、何度か人手に渡り、二年前にフォーシーズンホテルが買い取った。

そこで、3者の考え方を取り入れ、新コンセプトのホテルを始めた。 日本の有名な調理師ノブも事業に参画した。 

西洋の癌専門医が、最先端の医療技術を駆使して、個人個人に合った医療の提唱を、十年ほど前から書物や、講演会を開き、世に広めようとしている。未病と言う東洋の古い概念が、脚光を浴び始めたのだ。

最新のコンピュータ技術を駆使すれば、遺伝子解析ばかりではなく、その個人がどんな病気にかかりやすい傾向にあるかを、唾を精密に分析する事で、正しい予測を立てられる時代に突入したのだ。  

これからの時代は、「予防医学が主流になる。」と、その医師は核心している。 また、広大で神聖な大自然の中にいる事で、人は生きる力を倍化できる。

フォーシーズンホテル、ノブ流料理とその医師の新たな概念が合流、新型避暑地をラナイ島に開設、早速、現地調査と銘打って、10日ほど滞在してみる事にしたのだ。

9月は私の誕生月で、めでたく何とか、本人が感じるような病気をしないで迎えることができたことに対するご褒美を自分に与えたのだ。

到着早々、広々とした庭園内を探索してみた。亜熱帯雨林に囲まれているようで、人間の手も十分入った庭は、各種の亜熱帯系の花が咲き乱れていた。 プール、ホットタブも二種類づつありました。

日本風露天風呂も4つほどあり、広々としたヨガ教室もありました。 

ホノルルから民間の小型機用飛行場まではフィリピン人のタクシー運転手の世話になった。

ラナイ島に到着時、 ホテルから迎えの車が待機していて、その運転手はプエルトリコ出身だ。

二年前、センセイラナイが開設した時、就職したそうだ。 グローバル化は至る所に広がっているのが現状だ。

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