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運動を大切にしているわけ

マタニティ・ママ専門オンラインスタジオ HAHATOKIです。
HAHATOKIではレギュラーレッスンとして、ピラティスやヨガ・エアロビクスを日々開催しています。
今日は主軸に「運動があるのはなぜなの?」について書いてみます。

HAHATOKIが、マタニティさんとママの運動を大切にしている理由。


運動と聞くと「体力アップ」とか「筋力アップ」がパッと思い浮かぶ方が多いかもしれません。もちろんそれも大切なこと。

でもHAHATOKIはこんなことを大切に考えています。

社会状況がめまぐるしいスピードで変化している現代でも、育った環境や職業が異なっても、ヒトの体の構造や機能は人種による多少の差こそあれ、大きく変わりません。

体の構造や機能に矛盾せず、本来持つ機能を引き出す運動で、インストラクターの言葉に導かれて腑に落ちる ”感覚” を体験して欲しいと考えています。

気持ちがよく、自分の体とその内側に気づきを与えてくれ、リラックスから筋力・姿勢づくりという効果とともに、自分で良いと思う運動に取り組んできたことは自信につながり主体的に妊娠・出産・育児に向き合えるようになる効果をもたらします。

新しい命を育み、産み、ともに生きていく。奇跡の繰り返しのなかで、不安になったり戸惑いが生じたとき、運動で磨いたその ”感覚” をみちしるべにしていただきたいと思っています。

では、なぜ妊娠中に体を動かすことがいいのでしょう?

【理由】

①マイナートラブル予防・改善

大きくなるお腹と妊娠中に分泌されるホルモン(黄体ホルモン)の影響で、妊娠前にはなかった様々な症状が起こることがあります。腰痛は妊娠中に多いマイナートラブルですが、運動することで筋肉や骨格にアプローチしたり、姿勢の修正は症状が緩和されたり、産後の子育てや社会復帰のサポートにもなるでしょう。

②お産や子育てに必要な筋力がつく

筋力は冷えない体づくりに役立ちます。
また、姿勢の維持にやはり筋力は必要です。冷えず、良い姿勢を保ち続けることは、腰痛の予防や呼吸のサポートとなり、お腹の張りの改善につながると言われています。
いざというときに発揮できるお母さんの筋力は、子どもにとっての大切な幹となるでしょう。

③血液の循環が良くなる

体を動かすことは筋肉を働かせることであり、つまりは体中に酸素や栄養を血液を通して循環させることです。血流はエネルギーの循環であり、新陳代謝の基本です。
冷え症と早産では、冷え症でない妊婦に比べ、冷え症である妊婦の早産発生 率の割合は、3.4倍であり統計解析においても優位に(p<0.001)。冷え症であることで、早産になりやすいということが分かっています。
つまり、妊婦の冷え症は早産の原因といえるのです。

④骨盤まわりを整える

骨盤の底(下)にあって、骨盤の内側にある膀胱や子宮、腸などをを正しい位置に保ったり、尿漏れを防ぐなど重要な役割を果たす骨盤底筋。
妊娠中の赤ちゃんの重さで子宮が垂れ下がり持続的に伸びた状態になりやすく、分娩の時には損傷を受けやすい部分です。 その骨盤底筋を含めた腹腔を意識的にエクササイズすることで、お産の時に伸び縮みの良い産道づくり、出産後は尿もれの改善や美しい姿勢への近道となります。

⑤気分転換

ゆっくりと呼吸をして精神を落ち着けたり、適度な負荷で筋肉を使ったり、インストラクターに導かれて集中する時間、参加している方と同じ時間を過ごすことは、気分転換につながります。

⑥体型の回復

骨盤周りを整えながら正しい姿勢のための運動を行うことで、偏った骨格や筋肉のバランスを改善し、代謝をよくし、妊娠や分娩で大きな負担を抱えた骨盤の内側の回復を促すとともに、美しい体を手に入れることができます。


HAHATOKIのピラティスやヨガ・エアロビクスは、機能解剖学・助産学・運動生理学に基づいた指導方法を採用。
妊娠中、産後の女性に、その時期特有の身体的な特徴をとらえた知識や運動を提供しています。

産前産後の過ごし方や体づくりは、女性の一生にかかわること。
産前から正しく知り、体を動かし、赤ちゃんが1番になりがちな時期までお母さんをサポートしています。



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