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なんちゅうワガママな母心か

ついに先日、長男が小学校を卒業しました。

ついに、というのはうちの長男にとっては小学校に通う、ということはまぁまぁハードルが高いことだったから。長男の就学前の様子などについてはこちらをご覧ください。

出だしから難関だらけだった


毎朝40分の通学路を一緒に歩いた1年生の頃。辛いのか情けないのかやりきれない気持ちになったこともあった。「甘やかしてるだけなんじゃないか」と実親に言われ、試しに無理やり登校班に押し出して帰ってきて、しばらくして遠目から車で見に行ったら大泣きして通学路に立たずむ長男と進めなくて困っている登校班の他の子たち。

「この子には本当に普通の学校は無理なのかもしれない」そう思うシーンなんてその後も数えきれなくらい見てきた。だから本当に卒業できたなんてまだちょっと信じられていなくて。卒業式の前日から珍しく緊張してしまった。そして卒業式は号泣。マスカラしていかなくて正解だったわ〜(笑)

さて無事に卒業し、次のステージに向けて相変わらず不安とか焦りとかの感情を爆発させまくって情緒不安定になっている長男ですが。ここへ来て私の心におかしな反応が起こっています。

あんなに小さい頃から手がかかって「早く自立してくれ〜!」と思っていたのに。せめて「周りのこと同じくらいのことできるようになってくれ〜」と思っていたのに。

急に”本当に大きくなってしまったんだなぁ”とおもって。そうしたら私たち親を困らせてくれるのもあとどれくらいなんだろう、と。何でも自分でできるようになったら、どうやら本当に親って不要になるな…。

そんな焦りに似た感情が湧き出てきた自分にすごくびっくりしています。いや、どっちなん?!!お前ワガママか!と。母心って複雑ですね。

家にいると声デカくてうるさいし、反抗期でぶん殴りたいくらいムカつく時もあるし、学校に行けば人前で目立つことばっかするし。でもきっと、母の見えないところで良いも悪いもたくさん体験、経験をして、沢山の人にそれを見守ってもらったから、こんなに大きくなれたんだよね。

改めて子どもって自分で大きくなるんだなぁ〜、と思うのと同時に、ここまで大きくしてもらった学校の先生方、クラスの友達、支援級の先生方に感謝の気持ちが日々深まる3月です。

▽この記事を書いた人

松浦ゆうこ
東京生まれの下町っ子。現役パート保育士。自身の「嘘でしょ...😭」な産後体験から母親の心身ケアの必要性を感じ、バランスボールエクササイズインストラクターに。現在は助産院や支援サークルなどでダンスやバランスボールエクササイズの指導、島田市子育て支援ネットワークの代表を務める。ダンスと読書とBTSが大好きな10歳、9歳、4歳児の母。

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