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私はメキシコシティのロマ地区でLas Costumistasというブティックを4人のアーティスト兼デザイナーと共に運営しています。
Las Costumistasにはとても明るくて、人生を卓越したルセロさんという縫い子さんが朝から夕方まで常勤でいて、メキシコ、フランス、ハンガリーのルーツを持つデザイナー、Sophie Massunのアフリカの生地を使った優雅な服を毎日せっせと作り続けています。
先住民族のコミュニティの人々と一緒に制作していて、なかなかクオリティの面で問題が解決できなかった時、ルセロさんにどうやったらあなたが作っているようにとても綺麗な洋服が作れるの?と尋ねたところ、こんな答えが返ってきました。
「一番最初にしっかりと基礎を学んで、それを続けてゆくだけよ!最初に何も学ばないで適当な方法でやってたら、時間が経っても何一つきれいなものなんて作れないのよ。」
と言って、最初に布に丁寧にアイロンをかけて繊維を伸ばすのがとても大切だと教えてくれました。
体に稲妻が走るぐらいの衝撃を受けました。もしも私が20代の時にこの言葉を知っていたら自分の人生はきっと変わっていたことでしょう。
片付け、お掃除、洗濯、お金の使い方から、パソコンの操作、写真や作品の制作、全てに当てはまる素晴らしい教えでした。いつも人生の教訓をありがとう、ルセロさん。
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