見出し画像

ソニーとパナソニックの決算ががが…

タイトルが非常に煽ってきたので迷わずポチッと。
———数字は正直デスね。

売上高は大企業ですなあ。の一言だけれど、売上に対する営業利益がすごかった。パナソニック、売上7兆4906億円に対して営業利益2937億円———一時的影響を除いた調整後営業利益は2867億円———って何だっ!? なお、対するソニーは売上8兆2598億円に対して営業利益が8454億円だった。

———数字って正直デスね。

事業別売上もパナソニックは何れの事業もマイナスであるのに対しソニーは6部門中4部門が増収。ゲーム&ネットワークサービス事業については記事にある通り「PlayStation 5(PS5)」の投入で巻き返しを見込んでいるのだろう。そして、多分、巻き返せる。かりにPS5専用タイトルが出揃うまでに時間がかかったとしても下位互換はあるだろうから既存のタイトルで十分対応可能。FF7リメイクも出たしな。あれ完結するまで何年かかるんだろう。途中で絶対ハードの世代交代が起きるぞ。

それはさておきパナソニックのセグメント別の売上みて思ったのだが、これ何の事業がさっぱりわからん。単語からある程度は想像できるものの外部の人間に理解させる気ないだろう。まあ、まったくの門外漢に見せるものでもないけれど。

5月18日の決算説明会でパナソニックは成長に向けた施策として「共創の取り組み」を挙げていが、その中身が以下の通り。

1.車載用角形電池事業でのトヨタ自動車との合弁会社設立
2.街づくり事業でのトヨタ自動車との合弁会社設立
3.セキュリティーシステム事業でのポラリス・キャピタル・グループとの戦略的資本提携

のきなみマイナスとなった既存事業については現在造改革中のため将来への展望は曇天の中。

それにしても売上に対する営業利益が約10%だったソニーに対しパナソニックは約3%。短期間で全セグメンの売上が好転するはずもないから今後ここにコロナのダメージが追加されることを考えると次の数字がホント怖い……。逆にソニーは巣ごもり消費で映画と音楽が伸びてそうだけど。

「知識欲と好奇心の尖兵」の職務を全うするため、いただいたサポートは色んな意味で色んな方面に投資させていただきます。ときどき紅茶と簿記・会計。そこそこ愉快な生態もたまにレベルUP