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【エッセイ】「いつか〜してみたい」では叶わない

 こんばんは、葉月なゆです。

 タイトルの内容に入る前に、noterさんをお一人ご紹介します。
 こちら、ミニチュア作家のいわなりちさとさん。

 とても小さくて精巧、かつ可愛い作品を制作されてます。また、クリエイターとしての姿勢もたいへんカッコイイ方です。ぜひ記事もご覧になってください。

 さて、そんなクリエイターさんの作品ですので、関西でも機会があれば、一度実物を拝見してみたいと思いました。しかし、ちさとさんの工房は、島根県松江市。そして、作品の販売は基本的に工房でのみなさっているので、実物を拝見したければ工房まで行かねばなりません(※通販はされています。詳しくは上掲の記事に)。
 私は関西在住なので、ちょっと見に行くか!という距離ではありません。残念ながら、島根県には親戚も友人もいないので、なにかのついでということもありません。でも、いつか見てみたいな〜と思いつつ、ちさとさんの記事を拝見していました。

 先日、記事を拝見しながら、ふと思いました。
「いつか〜してみたい」と言っていても、何も叶わないと。

 いつからか、私は「夢」を持たなくなっています。
「夢」を「自分のやりたいこと」「自分の在りたい姿」とするならば、具体的に考えて、現実的に細分化していけば、必ず「今日できること」に繋がると私は考えるようになったからです。

 そこで、「今日できること」のひとつとして、私の家から松江へ行くためにかかる時間と費用を初めて調べてみました。すると、所要時間は予想に近かったけど、費用は漠然と思っていたよりも安いことが判りました。
 すると、グッと松江が近づいてきました。そういえば、出雲大社には以前から興味があったなぁ、とふんわり浮かんできて、その話を娘にすると、彼女は神社仏閣がわりと好きなので「私も行ってみたいな」と言い出しました。
 さすがに思い立って明日出かけるというわけにはいきませんが、行きたいところの有力候補としてリストに入れました。

「いつか〜してみたいなぁ」なんて言うだけでは、その「いつか」は来ないと思っています。そうしているうちに、また年月は過ぎていく。
 明日もそうやって、たとえ半歩ずつでもやりたいことをやって、生きたいと思います。
 


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