所属する組織がつまらないと愚痴ってしまう自分自身もまたつまらない組織の一部だ
「学校や会社などの組織はすべて人の集合体」とはよく言ったもので、人は組織を構成する要素の一つです。
その一方で、人は組織に所属していると思ってしまいがち。
だから、ついつい「学校が面白くない」「会社がつまらない」と所属する組織の悪口を言いたくなってしまいますよね。
ぼく自身も田舎でサラリーマンをやっていますが、「ウチの会社は製品の価格が高いんだよな〜」とつい愚痴ってしまうことがあります。
10年近く前に大学生だった頃には「ウチの大学はつまらない」と独りごちては大学に通わない時期もありました。
でも、「組織は人の集合体である」「人は組織の構成する要素の一つである」という考え方に立ち返ってみると、自分自身が「面白くない学校」や「つまらない会社」を構成する一部であることに気づきます。
おい!会社がつまらないと愚痴るお前もまたつまらない会社の一部だぞ!
そう考えると、所属する組織の愚痴を言うのってなんだか格好悪いですね。自分の悪口を言っているようなものですから。
だからこそ、学校や会社など組織に所属していると思うよりも組織を構成している一部だと認識するほうがよっぽど健全です。
自分自身が組織を構成する一部ですから、組織変革の一翼だって担っているわけです。
そして、組織は人の集合体だと考えると、
「幸せ会社」の条件は「幸せな人」が多いこと
「良い企業文化」の条件は「良い習慣や考え方を持つ人」が多いこと
なのかもしれません。
企業のあり方とは?と考えると途端に頭が固くなってしまいますが、まずは仕事を前向きに楽しめる個人が増えることが大事だと思ったのでした。
そして、そんな個人が増えれば企業文化は必ず変わるはずです。組織は人の集合体ですから。
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