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再録ハコボレ落語研究会『世別レ心中』劇場入り前日談

おまくら

ええ、どうも本日も一稿のご愛読を願います。
「今日は特別な日!」なんてOLの常套句みたいな話だけれど。劇場入りの前は大事な日なの。稽古で傷んだ体をケアする。心も身体も。そんな休みの日もケアと準備でワタワタしている前日談である。


4月6日

朝から「東商ビル診療所」という数多の声を生業にする人たちのケアをしてくた病院に訪れた。トラネキサム酸錠と、ソランタール錠をいただいた。これで大丈夫のはずだ。ただ、土日はやってない。。一番見て欲しい時にはやってないので注意が必要だ。

その後に、足袋を新調しようと、有楽町あたりをふらついた。そこで「きもの良松」さんと出会った。足袋を買うだけが、あれよあれよと男物の着物を見せてくれて、羽織って、買う寸前までで、踏みとどまった。持ち合わせがなくてよかったよ。。買っちゃうところだった!!話がうますぎて、お姉さんが噺家かと思ったくらいだ。

そして、お昼。最大のOL節である。頑張ったんだし「焼肉」、、、の文字がチラついた。焼肉とはいえ、ランチの時間。リーズナブルに求めれる場所をさがすと、さすがわ東京銀座。出てくる出てくる。
おひとり様の焼肉ランチ。あの、僕は一人焼肉はよくやるよ。
寂しさなんかはなく、むしろ贅沢な感じすらする。強がりじゃないよ。
横ではリーマン二人が話をしている。上司が部下に「お前、もう25歳やろ。彼女は?」「います」「ほな、結婚やん、女性は25歳と30歳のポイントあるからなあ、」ってな具合。
なんやそのポイントて、てか関西人かいな。と明後日に25になる自分を考えて肉を焼く。

ぺろりと食べて帰宅途中。電車で「鋼鉄都市」という小説を読みながら、無性に「甘いものが食べたくなった」検索結果は王子駅の「モスシェイク」一択だった。駅に着いたら花屋があった。
花屋の店先に並んだ、いろんな花を見ていた。
ひとそれぞれ好みはあるけど、選ばれたのは「ネモフィラ」でした。

そしてすぐさま、モス!シェイク!「いちご」以上!!
帰って、洗濯をして、干して。ゆっくりお昼寝をしたら、いい時間。
台本に目を通して、インスタライブ。

今日もたくさん応援してくれてありがとう。コメントのひとつにひとつに、見にくてくれる一人一人に感謝します。

お風呂もゆっくり入って。もう大丈夫。怖くない。心も身体もHPは回復しました。あとは劇場に入りまして、スタッフの皆さんと、お客様を迎える準備をいたします!!

今日は、そんな前田隆成の幸せな1日でした。明日はいよいよ劇場に立ちます。みんなと劇場でお会いできる事を何よりも楽しみにしています!!
最後まで応援、よろしくお願いいたします!!

あ、余談ですが、4月7日は前田成美(姉)の誕生日です。
姉ちゃん、おめでとう◎

公演の詳細

再録ハコボレ落語研究会
「世別レ心中」

◎日時
4月8日(木) 18:00
4月9日(金) 15:00/18:00
4月10日(土) 11:00/15:00/18:00
4月11日(日) 11:00/15:00

◎会場
花まる学習会王子小劇場
東京都北区王子1-14-4 地下1F

◎チケット料金
前売:2000円
当日:2500円
あさハコ:1500円 ※11:00の回のみ

-----作品内容-----

◎作・演出・出演
前田隆成

◎古典落語「鰍沢」のあらすじ
旅人は身延山に参詣へ向かう道中、吹雪に見舞われた。遠くに灯りを見つけ尋ねてみると、美しいが喉元に傷のある「お熊」と名のる女が現れた。見覚えがある彼女は元、吉原の花魁で旅人も一夜を明かした過去がある。羽振りの良い旅人に、お熊はそっと卵酒を差し出した。雪山のあばら屋から鰍沢へ駆ける、一夜の物語。

◎演劇「世別レ心中」のあらすじ
旅人は激流を下る際に、本当にご利益があって助かったのか。お気楽なニンゲンの言い伝えに嫌気がさすモノがいた。彼らの村に伝わる「鰍沢」の伝承とは話は少し違う、旅人との関わり。ケモノの九太はあの夜目にした真実と森に伝わる呪いについて語り出す。


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