観葉植物の植え替えに必要な資材を紹介
こんにちは。ガーデンプランナーのhacoです。昨日は、観葉植物の植え替え方法について説明しました。
そこで、その植え替えに必要な資材を取りまとめておきますので、参考になさってください。ちょっとだけマニアックです(;^_^A
-鉢底石
鉢底の石は、鉢の内部全体の水はけを良くするためにも必要です。
培養土を使って植える場合は、基本的には鉢底石をしてくださいね。
【1】プロトリーフ|かる~い鉢底石
室内の植物の植え替えの場合、後々の植え替えたものの鉢の移動を考えると、軽い方が扱いやすいです。
『従来品の1/5の軽さ!』とうたってありますが、実際に驚くほど軽いです。
【2】根腐れ防止剤入り「鉢底石」
観葉植物の、枯れる多くの原因の中に「根腐れ」問題があります。
その根腐れ防止に効果があるといわれる「ゼオライト」配合。
どうしても観葉植物を枯らしちゃうのよね。って方は、一度検討してみてはいかがでしょうか。
【3】日向土(ぼら土)
コスパだけを見るなら、日向ぼら土が最高です。インターネットで注文すると重量もあるため送料が高くなりますが、ホームセンター等で購入するのであれば、オススメ。
ただ、先の2つに比べて、重いです。
ー鉢底ネット
「鉢底ネットは必要ですか?」と聞かれることがあります。
「必要です!!」鉢底の石を鉢の底から流出するのを防ぐ目的ともう一つ。
鉢の底から虫の侵入を防ぐのが目的です。
【1】園芸用鉢底ネット
鉢底石に一緒に入っている場合もありますが、100均でもネットだけ販売していたりします。鉢底の穴のサイズに合わせてハサミでカットして使用します。
【2】キッチン排水溝用水切りネット
私は、寄せ植え教室をする場合は、もう10年以上こちらをご紹介していますし、自宅の観葉植物も全部、水切りネットを使用しています。
NHKの趣味の園芸さんでもご紹介があってご存知の方も多いと思いますが、水切りネットの中に鉢底の石を入れると、土と混ざらないので、植え替えする際には、再利用が可能になります。
ビニールの様な網目上のものもありますし、このような不織布でできたものもあります。
網目状のものは、劣化して破けやすくなりますし、不織布の方は排水性が網目状のものよりは劣ります。
そこは、用途に合わせてご判断ください。
ー培養土
観葉植物用の培養土は、様々なメーカーさんから出ています。
おおよそ、どのメーカーさんの観葉植物用の土は、以下のような構成になっているんだと予測しています。
・観葉植物の生育に必要な肥料(栄養成分)が入っている。
・観葉植物が育つのに適したpHの調整がされている。
・室内の移動を想定して、一般的な培養土より軽い。
・水はけがよい。
・根腐れ防止剤が入っている。
コストや必要量に合わせて、購入されたら良いかと思いますし、水やりをちゃんとその植物に合わせてできる方は、観葉植物専用土にこだわる必要はないのかな…と思います。
但し、必ず「清潔な土」をご使用ください。
ーマルチング材
初めて聞いたわよ。って方もいらっしゃるかもしれませんが、私はこのマルチングを観葉植物はできる限りお勧めするようにしています。
マルチングの効果は以下の3つ
・見た目が良い。(インテリアには必要な要素ですよね。)
・土の表面の乾燥を防ぐ。
・水やりの時の土の跳ね返りが少ない。
【1】プロトリーフ|バーグチップ
バーグチップも様々なメーカーさんから出ていますので、手に入りやすいものを使用いただいてよいと思います。サイズも様々です。
ガーデンでも使えます。
【2】くるみ殻
くるみ殻のマルチングは、こちらもガーデンでもよく使います。
コスパはよろしくありませんが、めちゃくちゃかわいいですよ。マルチング材として販売されているので、一度チェックしてみられてはいかがでしょうか。
【3】化粧砂利、マルチストーン
インテリアにこだわるなら、化粧砂利もおすすめです。
土の露出した状態に比べ、おしゃれ度は120%アップします。(haco調べ)
ただ、土も鉢底石も、軽さを推してきたのにここで石登場…すみません。
【4】ココヤシ繊維、ココファーバー
こちら、実際にされているところを見たことある方も多いと思います。
しかし、私、自宅でもお客様のところでも、ほぼ使わないです(;^_^A再利用度が低いのと、ホコリも一緒に纏っていそうで…(使っていらっしゃる方、いらっしゃったらごめんなさい。正直に書くことにしているもので。。)
見た目はふわっとしていて、可愛らしいんですけどね。
ーまとめ
選択肢が多すぎて混乱するわ!って方。大丈夫です。
私もいろいろいろいろ試してみて、絶対コレってことは無くて、結局はどれも一長一短だな。というか、その資材の特徴を知ることで、上手に選択できるようになってきたかな。という感じです。
ただ、ひとつひとつの資材が、なぜ必要なのか。
そのために、どのような資材を選択するか。ということは、紐づけて知っておいても損はないと思います。
皆さんのおすすめもあったら、教えてくださいね。
今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。
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