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紅葉の季節ーもみじとカエデは何が違うの?おすすめのカエデも紹介!

こんにちは。ガーデンプランナーのhacoです。いよいよ秋が深まってきたら、皆様待ちに待った紅葉の季節です。さてさてそこで今日はモミジについて書いてみようと思います。

もみじとカエデはそもそも何が違うの?

モミジもカエデも植物分類上は同じカエデ科 です。
葉っぱの切れ込みが深いもをモミジ。
葉っぱの切れ込みが浅いものをカエデ(カエル🐸の手)と呼ばれています。

カエデ科 の仲間はバラと同じように系統で分かれているので、とにかく種類が豊富😳128種から150種とも言われています。

私の好きなもみじとカエデをご紹介

こちらは、私の住んでいる地域のすぐ近くで行われる植木市で見かけたものです。撮影は丁度今年の4月。新緑が美しい季節でした。
ではでは、様々な葉っぱの形や色をぜひお楽しみください。

1.モミジといえばまず思い浮かぶのはこちら➡️ヤマモミジ

冒頭で『様々な品種のモミジがありますよ。』と書きましたが、このヤマモミジを元に品種改良されて様々な品種が誕生しています。

古くから日本で楽しまれてきていますし、山でも実生で生えているモミジも見られます。

松尾芭蕉の句ー
色付や豆腐に落ちて薄紅葉

この句に出てくる薄モミジも、このヤマモミジを詠んだのでしょうか。

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ヤマモミジ

2.細葉の葉っぱがとっても涼し気➡️アオシダレモミジ・ベニシダレモミジ

細葉のモミジ類は、夏場に特に美しいな。と感じます。
風になびく姿と、水が流れるものがあれば、贅沢な『涼』の空間の出来上がりです。

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アオシダレ

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ベニシダレ

3.庭園で生えるあかい新葉➡️ノムラモミジ

植物にあまり興味のなかった方が、春の頃にこの赤いモミジをみて、
「季節を勘違いして紅葉しているのか?」尋ねられたことがあります。
そうではないのですよ(^^)

ノムラモミジは、紅葉はあまり美しくないのですが、この春の新葉はとても庭に映えます。

そうそう、『ノムラ』という名前はノムラさんという苗字ではなく
濃紫=葉の色からきているそうです。

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ノムラモミジ

4.むっちりとした手のような葉がかわいい➡️コハウチワカエデ

和のテイストのお庭以外でも、合わせやすいのがこのコハウチワカエデかな。とおもいます。
新緑も美しいですが、紅葉もすこし黄色がかった赤がとてもきれいです。
ヤマモミジやイロハモミジに比べると、成長も比較的ゆっくりなので、お庭に迎えてあげてもいいのではないでしょうか。

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コハウチワカエデ

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というわけで、玄関先のシンボルツリーにコハウチワカエデ植えさせていただきました。(2021.5月)

他にもこんなもみじ・カエデがいます

1.まるでお花のような葉色➡️ネグンドカエデ フラミンゴ

新緑はまるで花が咲いたように、うっすらとピンクと白の入ったカエデです。これなら、洋風のお庭にも合わせられますね。

2.名も美しいカエデ➡️トウカエデ‘ハナチルサト メイプルレインボー

新緑が開き始めると、まるで一斉に花が咲いたような美しさ。
一見、誰もカエデ科の植物だとは気づかないかも。


いつか次回に続きます

書いていて気付きました!まだまだご紹介したいカエデ科の樹木がいっぱいで(笑)
めちゃくちゃ長く、そしてマニアックになりそうなので、また機会を見つけて第二弾書きますね。

紅葉の季節が、もうそこまでやってきます。
モミジやカエデは、確かに秋の自然の美しさを象徴する植物ですが、知れば知るほど四季折々の美しさがあるな。と感じます。

これからも、植物の楽しさをご紹介してまいります。今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。


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