夏の庭からー『ひまわり』のあれこれと今日は『ひまわりの日』のお話
こんにちは。ガーデンプランナーのhacoです。先日から地元の灯台の近くでひまわりが咲き始めました。
同じ方向を向いて元気に咲くひまわりには、元気を貰えますね。今日はひまわりのお話です。
ひまわりとは
夏の代表的な花といえば「ひまわり」と言うくらい、夏にお似合いの花です。
日本名の由来は、太陽の方へ向いて咲く(動く)から。なのですが、これは実は蕾の時期までのお話。
茎の成長が止まり、花が開花してしまうと花の向きが変わる事はありません。
その土地の条件にもよりますが、基本的には「東」向きの状態でストップします。
その点を頭に入れて、ひまわりを植えないと、「ひまわりがみんな背中を向けて咲いているやん!」ってことが起こります。ご注意を。
ひまわりは食べられる
元々ひまわりは観賞用ではなく「食用」として育てられてきたのが始まりです。北アメリカのネイティブ・アメリカン(インディアン)は、ひまわりを穀物としてたくさん育てていたとか。
北アメリカの夏!どんな風景だったのでしょうね。
ネイティブ・アメリカンは、パンの生地、食用油、染料や薬としてもひまわりを活用していたのではないか。と言われています。
そうそう、ひまわりの種は食べることができます。
ご興味のある方はチャレンジしてみられてはどうでしょうか。
【ひまわりの種を食べる方法】
開花から1ヶ月半以降に収穫した種を、よく天日干しにしたものをそのまま、もしくは炒ってから食べます。
ひまわりの種にはビタミンEや葉酸が含まれており、脂質はバタピーくらいはあるそうなので、食べ過ぎには注意してくださいね。
ひまわりを楽しむのに必要な期間
ひまわりをピンポイントで、この時期に咲かせたい!と言った時にも知っておくと便利なお話を一つ。
これを逆算していくと、ひまわりの見頃の時期を予測することができます。
つまり、今から種を蒔くと、8月の末から9月初旬がひまわりの開花になると言うわけです。
緑肥になるひまわり
私が見に行っているひまわり畑は、冬場はじゃがいも畑です。ここに咲いているひまわりは「緑肥」になります。
日本の緑肥というと、近年減ってきてはいますが、田んぼのレンゲ草が一番メジャーかもしれません。
その土地の性質や植え付けする農作物と、緑肥として選択する植物の持つ効果によって、期待できることは様々ですが、基本的には土壌改良と地力回復の大きく2点が期待されています。
そこで、特にひまわりの緑肥の効果について参考までに思い雨つく範囲でまとめておきますね。
<ひまわり緑肥の効果>
①夏場の雑草を防ぐことができる
②ひまわりの根は深いため、深いところまで根を張ることで土壌の深い部分まで通気性や排水性のある土壌にしてくれる(土壌物理性改善)
③ひまわりの根が排出する「根酸」は、不溶性リン酸を可溶性リン酸に変える性質があるため、作物がリン酸を吸収できる性質に変える働きがあります。
④景観が良い
「緑肥」とーっても面白いので、また別の記事でも書きますね。
今日は『ひまわりの日』
ひまわりについては、まだまだ書きたいことが盛りだくさん!というわけで、書くことをまとめてから取り掛かろうと思っていたのに、今日は「ひまわりの日」ということで、ひまわりのお話を書きました。
とはいえ、この「ひまわりの日」のひまわりは、気象衛星の「ひまわり」のこと。この「ひまわり」の名前は、もちろん植物のひまわりから名付けられました。
太陽の方を向いて咲くひまわりのように、地球の方を向いている気象衛星だから「ひまわり」と最初は愛称で付けられ、後に正式名称になったのだとか。
気象衛星のひまわりは現在9号(平成29年)まで打ち上げられています。
しかも、「ひまわり2号」からは鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられています。種子島へ打ち上げを見にいく!という友人もいました。
気象衛星のことも調べ出すとなかなか面白いものですね!!
気象庁のリンクの中にPDFファイルの「ひまわり」の年表があります。もしかしてこれは、夏休みの自由研究に使えそうなんじゃないか!?なんて。
まとめー夏の花見は「ひまわり畑」へ
各地で、ひまわりを植えて観光の目玉としているようです。
私の地元でも、一面のひまわり畑が昨年から急に新聞でも取り上げられるようになり、とても気持ちのよいスポットです。
この話はまた改めて。
全国的に激しい雨が降る地域もあるようです。
皆さま、天候の変化には充分ご注意くださいね。
では。
今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。
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