見出し画像

産褥期に夫婦関係を最高の状態にするために夫婦で話して決めたこと-1

主たる対象:プレママ・プレパパ、出産直後〜産褥期の夫婦の方々。
内容まとめ:産褥期はとにかく妻が睡眠を確保し、体の回復に専念できるよう、夫、両親、友人、ヘルパーなど、ありとあらゆる手段を講じることが肝要。

いろんな書籍を読んで頭でっかちになった私は、我が家では産褥期をどう乗り切るのかを妻と話していました。
結果として、我が家では以下の決断をしました。

・妻は産後実家に戻らず、家で回復に専念する。(里帰り出産しない)
・私が週に1日有休を取得する
・市の援助で格安で利用できるシッターさんを呼んで、家事・育児を手放せる環境を作る(回復に専念する)

この決断に至るには、幾つかのポイントがあります。

1:準備:産褥期はとにかく妻は動かなくても、家事・育児がなるべく回るよう準備対策する(出産ダメージが少なくて、体調が良いならそれでOKだし、準備するに越したことはない)という考え。
2:支援:産後に義母が支援してくださるという、大変嬉しい申し出があった。さらに住んでいる市の制度で産後にシッターを超格安で利用することができた。
3:夫の育児参画:産後、育児になるべく参加して、妻と同じレベルで育児に関わることで、「育児」を妻だけのものにせず、負担を分散させたい。という僕の強い意思。
4:家事・育児の決裁権:家事・育児を妻のものにしない。妻の管理にしない。妻の正解に自分が合わせる状態にしない。

まずは、準備です。
先日の投稿でもざっくりと記載しましたが、産褥期はとにかく大怪我です。痔瘻とかよりも大変なお股の大怪我(痔と比べるなよ。という指摘は甘んじてお受けします。汗。でも痔瘻も辛いんですもの。。。)と、お股の中の子宮内壁にくっついていた胎盤がべろっと剥がれ落ち、(徐々に減ってくるとはいえ)毎日悪露(おろ)という名の、血が大量に出る(大量なのは初日から3-5日ですが)。そんなのが当たり前の大怪我です。
そういう認識をとにかく男性側がすることは重要だと思います。私はここのホラーストーリーをいくつも読んでいたし、何より、産褥期に夫婦に亀裂が入り、そこから一気に産後クライシスに突っ込んでいく夫婦の話などを聞いて、もう怖くて怖くてたまりませんでした。
大好きな妻に嫌われるのが、とにかく嫌。ずっとラブラブでいたい。
そう思っていたわけです。
(SNSなどでも結構辛い思いをしているママさんを拝見したり、また個別にメッセージをくださるママさんも、一見夫婦仲が良いように見えて、結構不満をお感じになっているという現実に直面しました。)
なので、もう一度言いますね。

奥様は出産によって、大怪我しています!
男性は、奥様の大怪我の時に、飲み会行ってる場合じゃないんです。


さて、そうすると、どうやって産褥期に妻に「療養に専念」してもらうか。が重要となってきます。
もちろんその手段の一つが「里帰り出産」です。
出産経験があり、且つ、自分が育った家、地域で、産後の辛い時期を療養に当てるのは、メンタル的にもフィジカル的にも極めて利点がたくさんあると思います。

ただし、我が家では別途記載しますが、里帰り出産を選択しなかったので、いよいよ「妻を看病する毎日だ!」というマインドセットをしたわけです。
これ幸いで、例えば、妻が大病を患い、入院していたら、毎日早く帰って病院へ駆けつけますよね。家では家事をやりますよね。
それと同じことだと思うのです。大怪我ですから。
全治8週間の大怪我を負った妻が、少しでも早く治るように、もちろん、家事は全てやりますし、帰ってからは育児も全てやる。という気持ちでおりました。(幸い妻の治りが早かったのと、シッターさんが家事をいくつか対応くださったので、本当に全ての家事をやったわけではありませんが)

結果的にこれが奏功したなと思うのが、会社での立ち回りです。
毎日のように「妻の体調が優れないので」と言いながら定時で上がり、週に1日有休を取りました。
産後にマネジメントに相談し、妻の産褥期の体調が優れない旨を伝え、定時上がりと週1有休の取得、そのための業務調整を相談しました。
産褥期の体調が優れない。は嘘ではなく、上記の通り、男性側の認知の問題というのは結構大きいのではないかと思っています。
そんなこともあり、産褥期の6週間の間、飲み会は最終週に送別会の一回だけ。それ以外はあっても断りましたし、前々から自分が企画していたものも、ロジ部分だけ自分がやって、当日は先輩にお願いをしました。
いろんな人に助けてもらいながら、最愛の人のお股の大怪我のケアに僕が最大限協力する形をとったのです。

仕事の内容的にも、こういったことが難しいお仕事の方もいるのではないかと思うのですが、度々になりますが、奥様が大病を患って入院しているとしたら、毎日どうされますか?という質問への回答と同じなのだと思うのです。
それが入院ではなく、自宅療養なだけです。

ここで、里帰り出産で、且つそれが簡単にアクセスできない地だった場合は結構大変だなと感じます。

明日は、2の支援と3の夫の育児参画い関して描きたいと思います。

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?