教採合格体験記
こんにちは。蜂に刺された男です。
先日、大学の方から教採合格者に向けて、合格体験記というものを書いて欲しいとお願いされたので、書きました。
今回はそれです。これまでの内容と重複しているところもあるかもしれないですが、興味ある人はどうぞ。
1.受験した自治体について
私は奈良県の高等学校・英語で受験しました。
試験の内容としては一次試験で教職教養と専門教科(英語)の筆記、集団討論が設けられており、二次試験では10分程度の模擬授業と20分程度の面接試験が設けられていました。
2.教員採用試験対策について
2.1 どんなことをしたか
私は3月から対策を始めました。
一次試験に関しては、まず、受ける自治体の過去問を買って、問題の傾向を分析しました。
そして、3、4月は教職教養の勉強をメインでやり、並行して専門科目(英語)の過去問を解いたりしてました。
5、6月は大学の面接練習会と集団討論練習会に参加していました。
二次試験に関しては、試験の1ヶ月前くらい(7月中旬)に模擬授業の内容が発表されたので、それに沿ってAll Englishで授業を作成し、練習を繰り返しました。模擬授業練習会にも参加して色々意見をもらったりもしました。
面接対策は、5、6月に参加した面接練習会の経験を踏まえて、過去問に乗っている質問内容について、スパイダーグラムを作成しテーマ毎に整理していました。
2.2 やって良かった点
①教職教養の勉強をガチったこと
教職教養のところで点差が開くと思ったので、3、4月にほぼ完璧になるくらいまで勉強したのが良かった点の一つです。
結局、集団討論や面接においても、教職教養で勉強したことが聞かれたりするので、教採における一番の頑張りどころは教職教養だと個人的に思いました。
②練習会に参加したこと
練習会に参加したのは正解だったと思います。
面接や模擬授業の独特の雰囲気というのは、実際に似たような場を設けてその緊張に慣れるという方法でしか掴めないものだと思います。
私自身、コミュニケーションには自信はあったのですが、初回の練習会では勉強不足も相まって、グダグダな返答ばかりしてしまいました。
しかし、回を重ねるうちに、その雰囲気にも慣れて、面接や模擬授業が自己表現の場として楽しくなっていきました。また、本番でもそのように生き生きできたので、練習会に参加したり、友人や家族に練習相手になってもらうのはおすすめです。
③知識の整理
集団討論や面接対策において、スパイダーグラムを作成したのも良かったです。
教採で問われるような教育的な質問は大体限られているので、テーマ毎に知識を整理し、自分の引き出しを増やしておくと、どんなことを聞かれたとしても、自分の得意なところに帰着して話せるようになります。
小論文対策にも有効だと思うので、もし行き詰まっていたら試してください。
2.3 反省点
強いていうなら対策を始めるのが遅かった点です。
結果論で言えば私は教採に合格したので、3月から勉強を始めてもいいように思うのですが、私は、コロナによる自粛期間のおかげで勉強時間が確保できたという要因で教採に合格したようなものなので、時間があるうちにせめて教職教養は勉強し始めるのをおすすめします。
2.4 コロナウイルスで大変だったこと
①withコロナの授業案や教育問題を考えるのが、前例が少ないことなので難しかった。
②教育実習の日程が変更され、教育現場を体験する前に教採を受けたので不安感があった。
3.おわりに
合格体験記として色々書きましたが、この勉強法やアドバイス等が皆さんに合うかは分かりません。
自分がこれだと思う道を突き進んでください。
それがきっと信念になり、試験の合否を決定づけるものになると思います。
皆さんの成功をお祈りしています。
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