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十 -je-を楽しむ

haccoba LAB_× Miho Kajioka
東日本大震災をきっかけにアート活動を再開し、現在はヨーロッパを中心に活動している、アーティストMiho Kajioka。
震災から10年の2021年6月、彼女が再び福島を訪れたことをきっかけに「十 -je-(じゅう)」は生まれました。

今回のコラボレーションでは、同じく福島の郡山で300年以上続く老舗の酒蔵、仁井田本家さんも彼女の写真をラベルにしたお酒をリリースしています。仁井田本家さんの「おだやか」と私たちの「十 -je-」が、Miho Kajiokaの新しい写真集と一緒にパリに旅立ち、現地の方々に振る舞われました。

そして、「おだやか」と「十 -je-」で使われているのは、南相馬市小高で長年有機栽培をやられている根本洸一さんの雄町というお米です。

3つのストーリーが込められたお酒。いろいろな角度で楽しんでいただけたら嬉しいです。

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このお酒の特徴 - 田んぼの全てを表現したお酒 - 

南相馬市小高のまちなかから少し離れた桃内駅の周辺は、あたり一面に田んぼが広がっています。その田園のなかでも目を引くのが、農薬を使わずに数多の植物と稲が共生している田んぼ。

今回のお酒は、その美しい田んぼから生まれたお酒です。田んぼをつくっているのは、御年84歳の根本洸一さん。震災の影響で収穫しても食べることが許されなかった時も、稲作を続けてきた不屈のお爺ちゃんです。続けた理由は「畑仕事がしたくてしょうがなかった」と笑顔で話します。

そんな根本さんの田んぼの全てを表現しようと、お米だけではなく、稲と稲の間に生えているヒエも一緒に醸造しています。お米は"雄町"と"天のつぶ"をほとんど精米せず、味をしっかりと引き出せるよう工夫して醸しました。

お米とヒエの味わいを液体に溶かしだしたところ、甘みと酸味が絶妙なバランスで織りなす瑞々しい味わいになりました。根本さんの田んぼが生む力強く凛としたお酒を、ぜひご堪能ください。

おすすめのお料理

カボチャや玉ねぎなど、お野菜の甘みとの相性が抜群です。煮付けなどの和食から、シチューなど洋食まで幅広くマッチします。また、素材を活かしたシンプルな味付けの肉・魚料理にもよくあいます。

おすすめの飲み方

冷蔵庫で冷やして保存してください。飲み頃は13℃付近。また、これからの季節は46℃程度のぬる燗もおすすめです。(お燗のつけ方)
※酵母の活性により、中身が吹き出る可能性があります。よく冷やし、ゆっくりと中のガスを抜くように開栓してください。

開栓後の保存

簡易的に再栓できる王冠栓を使用しておりますので、一度開けた王冠を再度蓋としてご利用可能です。
もし、ワインやシャンパン用のストッパーをお持ちの場合は、そちらで栓をしていただくことをおすすめします。
「ストッパーを持っていないけど、王冠を捨ててしまった!」という場合は、サランラップという裏技でも対応出来ますよ。瓶の口をサランラップをぴったりと被せ、首の部分を輪ゴムで止めるだけ。お試しください。

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