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受験勉強いつでもやめていいよ。そんな助言は、逆にいつまでも勉強が続く。

こんにちは。第3弾。本日は前回の続きとなります、私の塾生活をお届けいたします。
なんとか無事塾に入れた私の壮絶な塾生活はじめを楽しんでいただけたらと思います。

〜想像を絶する暗記ものの量〜
無事に塾に入れた私は、とりあえず膨大な宿題の量に圧倒されます。問いて覚えて行かなきゃ行けないことが多すぎたのです。実際、ほとんどやる気はありませんでした。もちろん暗記ものを覚えていく気はさらさらなく、腕に答えを書き、テストを受けるそんなことをしたこともありました。ただ、幸いなことに「塾に行く」と言うことだけは、とても楽しみだったのです。それは、面白い先生と新しく出来た友達がいたからです。「勉強をしに行く、ではなく友達としゃべりに行く、先生と遊びに行く。」そのような感覚で足を運んでいました。そんな時、兄の塾の先生が変わり、塾が延長することが多くなるという自体が多くなります。夜遅くて危ないと感じた母は塾の送り迎えをするようになりました。非常に寂しがり屋だった私は、当たり前のようについていきます。今も同様ですが1人にいることを嫌い、常に母と一緒にいるという子だったのです。その送り迎えでは、母に「何時にお兄ちゃんくるかわからないから、暇つぶし持っていってね。」そんなふうに言われ、とりあえず塾の宿題を持っていきました。いざ塾に到着。車の中で兄を待つ私たち、いつまでたっても兄は車に来ません。しかたなく私は教科書を開きます。しかし当然ながら当たりは真っ暗。教科書に書いてある諺を読み始めて5分くらいがだった時、母には「目を悪くするからやらない方がいい」と言われます。「いや、ちょっとまって。いま途中だったの」「じゃあ、それが終わったらやめようね」「わかった」。。。「もうやめといたら?」「まって、まだ途中」。。。「はい。終わりよ」。。。「まって、さっきのなんだっけ?」こんな会話を繰り返して約1時間半がたち、兄がようやく車に帰ってきました。優しい母は決して怒ることはありませんでしたが、”やめて”、”やめてもいい”、”やめた方がいい”と言われると、「いつでもやめれるからもうちょっと」とやりたくなってしまったのです。兄の塾は週4回。上のクラスがゆえに、残れる人は上級中学の入試問題を解くというのが行われていたそうです。その結果、週の半分に1時間半ずつ、国語の漢字・諺、算数の公式、理科・社会と時間がある限り暗記ものやることにより、暗記ものの点数が解け、塾の先生に褒められていくようになっていくのです。

〜「やるな」という助言は、時に人に火をつける〜
私は、とってもダメダメな塾生でした。宿題のやり方も暗記もののやり方も分からず、あまり”できない子”で塾に遊びに行っているだけの始まりでした。しかし、
・「暇つぶしになるもの持っていって」という母の言葉
・「夜は暗い」という事実
・「やるなと言われるとやりたくなる」変人さ
・寂しがりという性格
・兄を迎えに行くという習慣
これらにより、暗記ものに手をつけ週に6時間は覚えものをする。そのような癖がついたのです。

「勉強の習慣化のプロはここにある」


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