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「暗記科目ではない」と言われる理系。これってどういう意味?

こんにちは。第12弾となります。本日から、投稿内容をもっと具体的な勉学の方法にしていき、中高生・親御さんにより詳細なtipsを届けられればなと思っております。理系科目・文系科目隔日で行いますので、ぜひ自分に必要な情報を抜き取ってみてください。

~暗記はしない。これが理系の鉄則~
みなさんは理系科目が好きですか?嫌いですか?私は、答えが何個もあるよりも一つに決まるのが好きな性分だったので、どちらかというと好きでした。そして、他にも理系科目が好きだった理由があります。それは暗記する箇所は少ないのに、暗記すれば解ける問題が多かったからです。あれ??と思った人は多いと思います。多くに人は、暗記物というとどうしても文系科目のイメージがあるのではないでしょうか?それは間違っていません。その通りです。しかし、私は理系科目には不思議な仕組みがあると思います。簡単な例を使ってお伝えいたします。文系科目の暗記といえば、国語では漢字・古文単語・漢文の文法などなどたくさん出てくると思います。そして、たいていの問題は、「これ覚えていますか?」ということを問いている問題。記憶さえしっかりしていけば、多くは解くことができ、忘れてしまった問題は、まったく歯が立たない。そんな状況にあう人が多いのではないでしょうか?それでは、反対に理系科目はどうでしょうか?多くの人は、公式を暗記していき、その公式を使って問題がとけるかどうか試行錯誤しながら問題をこなしていく形になっていきます。では、この前提をもとに、テストまでにどのような勉強をするか考えていきましょう。文系科目は、国語であれば、ひたすら言葉を覚えます。過去の言葉を覚えます。文法の決まりを覚えます。そして、時間をかけて正確に覚えればおぼれるほど、テストでの点数はアップします。つまり、現在・過去に使われている言葉を、過去輝いていた人の人生を、過去の日本や世界の成り立ちを、ひたすら覚えていくのです。勘違いしてほしくないのは、文系科目の勉強スタイルがこのように暗記をして、記憶より多くできた人が点数が高い傾向があるだけで、暗記さえすればよい科目というように馬鹿にしているわけではありません。また、記憶がよりできるということは、人ができない努力を人より多くできる、ということであり、また、記憶により多くの時間をさけるということは、人より知識を増やしたいという好奇心が大きいという一種の才能があるのです。それでは反対に、理系科目のテスト勉強はいかがでしょうか。まずは教科書を読みます。そして、構造を理解したのであれば、公式に触れます。公式に触れたのちは、ひたすら頻出問題を解いていくといったフローが一般的ではないでしょうか。ここで注目したいのは、文系科目よりも理系科目の方が、【演習が中心】ということです。これこそが、理系の良いところではないか、そのように私は思うです。
これは私の数学における実際の勉強法になるのですが、まずは上記に書いたように、まずは教科書を読んで理解します。なんとなくわかったなというところまでいったら、公式を見て、見えた公式を【小さなメモ帳に書く】ということをします。そして、この【メモ帳を机の端においていつでも見えるよう】にしておきます。そして、問題集を開き問題をひたすら解いていくのです。つまり、公式の【暗記はしない】のです。これでは、メモ帳頼りの勉強になって、テストで解けないのでは?と思ったみなさん。もしそう思ったのであれば、実験してみてください。テストでは、メモ帳なしで問題を解けています。なぜでしょうか。それは、まぎれもなくそのメモ帳を何度も見ていたからです。演習をすればするほど、その公式メモ帳を目にすることになります。公式を使う問題が10問あれば、メモ帳を10回もみるのです。10回もメモ帳を見たらいかがしょうか。勉強をするタイミングなどにも関係してくるので一概には言えませんが、タイミングさえ間違えなければ、テストまでに覚えている可能性が高いと言えますよね。
つまり、理系科目は、正しく勉強をしていれば、暗記は不要。とってもお得なとっつきやすい教科なのです。

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