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杉原明さんのボーカルトラックで、リバーブオートメーションを描く

『風と光の大地より』
詞曲編:葉羽
オーケストレーション:Kentan

ネット上でコラボしている杉原明さんに歌ってもらった曲で、リバーブのオートメーションを簡単に説明します。上のタイトル画像がそれ。DAWはLogic Pro X。自然の風景をイメージさせる牧歌的な曲です。

Logic Pro Xでトラックに部分的にリバーブをかける方法、わからない人けっこういるみたいね。知恵袋なんかでも質問者見かけるけど、その答がちょっと変だったりする。簡単ですよ、ボリュームなんかと一緒で、トラックに直接オートメーションを描く。
私は通常リバーブをセンドリターンでかけるので、センドのオートメーションの値をゼロに描けばその部分はかからないし、上げていけば深くなる。なので、だんだん深く、とかいうのもできる。

上の画像ではBus4にリバーブを挿しているので、ボーカルトラックからSendでどのくらいBus4に送るかの値をオートメーション(水色)で描いています。この部分はボーカルの最後だけだんだん深くかけていく、みたいな設定。
(*このボーカルには2種類のリバーブをかけていて、そのうちのひとつです、Send2。)

実際の音源がこれ、

画像1

2:15からバックの音が薄くなるので、ボーカルのリバーブを浅めに、
2:25からボーカル最後のロングトーンにリバーブを徐々に深く。

という設定です。

そもそもセンドリターンがよく分からない人は、まずここ見てね。

あと、この動画見るといいかも。英語だけど画面見てりゃわかる。

とりあえず2:00くらいまで。
「beat」トラックにピンクで描かれているのがリバーブのオートメーション。2拍目と4拍目、スネアのタイミングだけにかけてる感じね。
ドラム丸ごとひとつのオーディオデータになっていると、こういうかけ方しなきゃならないね。


[風と光の大地より 歌詞]

君の心に届くよ 涙の後に輝くもの
ここへおいで

風のうしろに隠したものは何
光あふれる大地で何を想う

そよぐ花たち 君を映してる
想いをきっと伝えてくれるよ

風と光の大地 生きてるね
みんな生きているね


杉原明さんのnote


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