![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/42933804/rectangle_large_type_2_d54aa9ce591b7f4d392937f8eb607809.jpg?width=800)
杉原明さんのボーカルトラックで、リバーブオートメーションを描く
『風と光の大地より』
詞曲編:葉羽
オーケストレーション:Kentan
ネット上でコラボしている杉原明さんに歌ってもらった曲で、リバーブのオートメーションを簡単に説明します。上のタイトル画像がそれ。DAWはLogic Pro X。自然の風景をイメージさせる牧歌的な曲です。
Logic Pro Xでトラックに部分的にリバーブをかける方法、わからない人けっこういるみたいね。知恵袋なんかでも質問者見かけるけど、その答がちょっと変だったりする。簡単ですよ、ボリュームなんかと一緒で、トラックに直接オートメーションを描く。
私は通常リバーブをセンドリターンでかけるので、センドのオートメーションの値をゼロに描けばその部分はかからないし、上げていけば深くなる。なので、だんだん深く、とかいうのもできる。
上の画像ではBus4にリバーブを挿しているので、ボーカルトラックからSendでどのくらいBus4に送るかの値をオートメーション(水色)で描いています。この部分はボーカルの最後だけだんだん深くかけていく、みたいな設定。
(*このボーカルには2種類のリバーブをかけていて、そのうちのひとつです、Send2。)
実際の音源がこれ、
2:15からバックの音が薄くなるので、ボーカルのリバーブを浅めに、
2:25からボーカル最後のロングトーンにリバーブを徐々に深く。
という設定です。
そもそもセンドリターンがよく分からない人は、まずここ見てね。
あと、この動画見るといいかも。英語だけど画面見てりゃわかる。
とりあえず2:00くらいまで。
「beat」トラックにピンクで描かれているのがリバーブのオートメーション。2拍目と4拍目、スネアのタイミングだけにかけてる感じね。
ドラム丸ごとひとつのオーディオデータになっていると、こういうかけ方しなきゃならないね。
[風と光の大地より 歌詞]
君の心に届くよ 涙の後に輝くもの
ここへおいで
風のうしろに隠したものは何
光あふれる大地で何を想う
そよぐ花たち 君を映してる
想いをきっと伝えてくれるよ
風と光の大地 生きてるね
みんな生きているね
杉原明さんのnote
DOVA-SYNDROMEに私のフリー音楽素材があるから、よかったら使ってね。
AudiostockでWAVEの高音質バージョンを販売しています。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?