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フリーランス主婦、自分のためだけにお弁当をこしらえてみた。


手作りのお弁当を食べたい。
手作りのお弁当を食べたい。
手作りのお弁当を食べたい。

作ってくれる(作れる)人が同じ家に住んでいない。

自分で作るしかない。ということで、フリーランス主婦のフリーランス主婦によるフリーランス主婦のためのお弁当作りがとり行われることになった。

まずは、設計図を書く。

ありったけの画力をかき集め、
極めて平面的な設計図を作成



設計図を握りしめて、食材の買い出しへ行く。お会計2390円。高級弁当になってしまった。




さあ、やったりますか。

ひっさびさに野菜に肉を巻きつけるという
気高き行いをした
穴のあいたれんこんさんを
ごままみれにしているところ
続いてこの草原地帯に
取りかかる
草原の正体は
ほうれん草のごまあえ


ここで弁当界の外国人助っ人
(思いっきり日本ハム出身だけど)である
シャウエッセンを招集。
彼はポテンシャルが高すぎて
結局いつもMVPをかっさらっていく
みんな違ってみんなどうせおいしい
みんな違ってみんなで川


焼くをすべてフライパンに
一任してるタイプの主婦


お出汁をたっぷり入れて
ぷるんぷるんにしちゃおう


さあ、詰めていくよ!
やっぱり川のフォーメーションを
崩さないシャウエッセンたち


ご飯とおかずのパーテーション的なものは
大葉を使用




総制作時間1時間30分…
総制作費2390円…
ついに…完成!


天、才…?



そういえば皆さん、お気づきだっただろうか?設計図の右下のハートのようなもの。

あれは、適当に添えたハートのイラストなんかではない。食後のマンナンライフの蒟蒻畑である!ふふふ。最初の段階でわかった方に、名探偵の称号を与えます。

ということで、完成写真(完全版)。

詰めて5分後には食べ始めた。どこに行くわけでもなくいつものリビングで、ひとり。

アスパラの肉巻きはお酢を使ってさっぱり味に。ほうれん草のごまあえはお砂糖多めで甘めに。お出汁たっぷりの卵焼きも塩加減が絶妙な鮭もはっきりとおいしくて、でもやっぱりシャウエッセンが反則級に強いんだよなあなんて思いながら、いろんなおかずをちょっとずつ食べていく至福。そうそうこれ。わたしが求めていたのは。


お弁当って愛だなあ。愛だ。自作自演のお弁当だっていい。誰が誰に作ったって愛。つらいことがばたばたと起きてもうどうしよっかなあと泣きべそモードだったけど、ちょっと元気が出た。どんなときも、わたしはわたしの味方でいよう。自分に惜しみない手間と愛情を注いであげよう。


おわり

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