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noteをやってみて、考えが変わったこと。



noteをはじめて、そしてすこしの間続けてみたことで、ひとつ明確に考えが変わったことがある。

それまでは、たとえばSNSで発信力がある人を見たときに、まず「この人はセンスがある人なんだなあ」と思っていたけれど、今は「この人は発信を続けてきた人なんだなあ」と思うようになった。たとえばnoteで魅力的な記事を書いてそれが多くの読者に届いたり、それが仕事になっていたりするような人に対しても同じで、以前は「センスがあるのだな〜よっぽど文才があるのだな〜」と思っていたけれど、今はそれよりも「この人は書いて発信し続けてきた人なのだなあ」という思いが先にくるようになった。そこに何より尊敬の念を抱くようになった。

それも、1年、2年じゃなかったりする。5年、10年かけてやってきたような人も大勢いらっしゃる。その間ずっと考え続け、書き続け、発信し続け、信用を積み重ねてきたのだと思うと、センスなんて言葉だけで片付けようとして申し訳ございませんでした!!という思いがする。自分がnoteをまじめにやってみて、その人たちがかけてきた労力の大きさを多少なりとも想像できるようになった、ということだと思う。

3年ほど前に好きだったブロガーさんの記事を先日ひっさびさに覗きに行ったら、2022年で更新がぱたっと止まっていた。当時まだ駆け出しではあったけれどとてもセンスがある方で、わたしを含め読者も増え始めていて、本人も「これからブログに力を入れていきたい」と意気込んでいたのに、その方が続けなければ、もうその方の新しい記事を読むことはできないのだと思った。さみしいなと思いながら、わたしだって、わたしが書かなければ、新しい記事が世に出ることはないのだなあと、あたりまえの、でも結構大事なことを考える。

書き続ける。それを発信し続ける。結局そこに尽きるのだと思う。継続はセンスよりよっぽどあてになるし、続ける中で磨かれるセンスもあると信じたい。休むことがあっても、毎日でなくてもいいから、とにかくやめないこと。どんなに好きなことであっても、これが意外とむずかしい。むずかしいことだから、やる価値があるよねと思う。


おわり

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