6月末時点ヤクルトに指名してほしい高校生投手Tierランク付け第1回(全1/3) 23年ドラフト
ヤクルトファンの僕が、6月末のこの段階で
ヤクルトに指名してほしい!ヤクルトが指名しそう!
という高校生投手を総合的に僕が評価したうえで
解説していくのが今回の趣旨。
全てを1記事にすると膨大な量になるので、
全3回に分けて書いていく。
S 坂井 陽翔(滝川二) 右右 186cm
夏前時点では高校No.1右腕はこいつだ!って投手はいないけど
その候補の中では最強クラス。
制球が良いという評判こそあまり聞かないけど、
直球,変化球の質はかなり評価されていると思われる。
長身でポテンシャルが評価されつつ、
将来的にNPBで先発できそうな完成度を期待できる逸材。
そんな坂井をヤクルトスカウトが大注目している可能性が高い。
直近で言うなら、6/10の練習試合に4人態勢で視察したらしい↑
小川GM,橿淵スカウトデスクの姿も
スカウトの出現情報とかは記事になっていないことの方が多いと思うし
なんとも言えないところではあるけど・・・。
例年で言えば、スカウトがコメントを出した投手から
指名されることはかなり多い。
22年坂本拓己や20年嘉手苅は注目度以上に
スカウトコメントがついた記事が多かった印象。
21年竹山はどうだったかな・・・。
記事あったはあったけど明確には多くなかったはず。
坂井くんの場合ドラ1まである有力候補と言えばそうなのだが、
にしても他の候補に比べてヤクルトの注目度が高いように感じる。
↑3/4報徳学園との練習試合に橿淵スカウトデスクがコメント
5/4,5/5の兵庫県大会準々決勝,準決勝にもスカウトのコメント情報あり
高校生投手のカテゴリ外がかなり豊作な年なので、
ヤクルトがBクラス想定だとしても3位で取れたら激アツ。
僕自身も1-2位をどんなタイプで行くかまだ決めかねてるけど、
上2枚に坂井を入れるかはとりあえず要検討ということで。
夏に超絶化けてたり、甲子園で結果残さない限り
中位~下位くらいには落ち着くんじゃないかとは思ってるが。
坂井くんのおすすめ動画はこちら
インタビューを見る感じ、
関西のちょっとオラオラ系高校生かなと思わせつつ
結構喋りも落ち着いていて、良い意味で高校生らしさを感じなかった。
ヤクルトが最近指名してくる高校生は可愛い系が多いので、
そういう意味ではヤクルトっぽさはない。
だからこそ、逆にヤクルト・坂井の見てみたさは感じる。
あと気になったのはちょっと肌がなんというか若干・・・。
もちろん人によって体質が違うわけだし一概には言えないんだけども。
プロ野球選手って活躍している選手は皆
肌が綺麗な気がするんだよな。
でもそれで言ったら巨人・戸郷なんかは
プロに入った頃正直お肌の状態がよろしくなかったけど
今ではかなりキレイになっている。
それ専用のお手入れをしたのだろうか、
プロ入り後の栄養管理がエグすぎてキレイになったのか
ちょっとその辺は分からないが
あまり気にすることでもないのかもしれない。
A 木村 優人(霞ヶ浦) 右左 184cm
この木村くん、各所で評価が高いとされている。
既に150キロの速球を投げてはいるが、
それよりも変化球の完成度が非常に評価されている印象。
既に高校トップ級の完成度を備えつつ、
まだまだ線が細くて伸びしろもありそう。
ヤクルトは高校から一定の完成度を評価されつつ
更に順調に伸びていきそうな逸材を順当に狙ってほしいと思っていて、
今年で言うと木村くんはまさにそのタイプになりそうだ。
まだ僕が知る限りメディア露出はないので
どこかしらがインタビューしてほしいなと。
同じ茨城で土浦日大の小森 勇凛くんとは
中学時代から投げ合っているらしく、
5月の茨城県大会準決勝でも対戦。
この小森くんも高校野球界隈では有名らしいけど、
現時点ではな~んか進学の匂いがしている。
A 平野 大地(専大松戸) 右右 181cm
関東No.1右腕は先ほどの木村くんかこの平野くんの択なのかな。
こちらもストレートの馬力だけでなく
変化球の多彩さが評価されている完成度タイプ。
というかセンバツでは変化球ばかり投げてた。
中学までは捕手で投手は高校生からにもかかわらず
完成度を兼ね備えた素材型という時点で非常にロマンがあるよね。
ヤクルトで言うなら橿淵スカウトデスクも潜在能力を評価している。↓
平野くんもまだYouTubeに上がるようなインタビュー動画は無し。
個人的には坂井,木村,平野のうちの1人を
高校生投手枠としてヤクルトに指名してほしいなと思っている。
A 武田 陸玖(山形中央) 左左 174cm
今年の僕の愛人枠。
秋の東北大会の東北高校戦を中継で見て一目惚れした。
投手としては140超の直球を軽々投げるし、
中継で見た感じの体感速度がめちゃくちゃ速かった。
曲がりの大きいスライダーやカーブも操る。
オリックス・宮城のイメージかなあ、
横浜・今永タイプになるのかなあ。
なんて思ってたけど、どうやら彼は今のところ
打者評価の方が高いらしい。
いや、正確に言えば唯一の二刀流候補。
高校生でパッと上がる二刀流候補と言えば
明瀬 諒介(鹿児島城西)とかだけど、
プロでは打者だろうなって既に評価が固まっているイメージだ。
ただ武田くんは、夏の投球次第で
投手評価の方が高くなるかもしれないし、
本人は二刀流へのこだわりは結構あるみたいで。
もしかしてもしかすると、
ハム・矢澤的な感じで二刀流行けちゃう~?なんて。
前述の東北高校戦では打者としても
センスしか感じないバッティングをしていた印象はすごくあるし、
あとはフィールディングがバカ上手かった。
足もちゃんと速いらしい。
投打ともにセンスしか感じなかった。まさに天才。
さて、個人的にはどうしても武田くんをヤクルトで見たいのだが、
問題はヤクルトが指名する可能性ってどれくらいあるんだろうか
ってところ。
大谷,矢澤とDHありきの二刀流しかまだ確立されていない現在、
(というかハムがやってるだけですやん、てのは置いといて)
セリーグ球団が二刀流志望の選手を指名する可能性ってあるのだろうか。
実際野球太郎6月号にあった橿淵スカウトデスクのコーナーでも
二刀流志望なのかどうかの見極めが必要とのコメントがあったので、
本人が二刀流志望かつその評価があるのであれば
ヤクルトが指名するかな~と思ってしまう。
投手評価するのであれば、左の素材型として
指名する可能性は十分にあるとは思う。
ただそこまで記事になってないんだよなあ・・・。
ヤクルトがどんな評価をしているのか、がまだ掴めない。
打者評価の場合は・・・
一応考えはあるけど、これはまた高校生野手編で書こうと思う。
この武田くん、U-18代表候補合宿で一躍有名に。
推してる選手が評価されてうれしい反面、
ドラフト後までそんなに有名になってほしくない気持ちもある。
あと気になっているのが、
5/23山形県大会準々決勝に出場しなかった点。
何かコンディション面に不安があったのだろうか。
続報が気になるところだが、特に今のところ見つけてはいない。
だいぶ文量が多くなってきたので、
今回はS~Aの4選手の紹介をしたところで締めよう。
次回はB~Cの選手を紹介していく予定。
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