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7/14 天秤座 上弦の月

どうも、水星の申し子です。

2024年7月14日 07時48分頃、
天秤座で「上弦の月」を迎えます。

ホロスコープを詳しく解説する前に、
毎度ではありますが、
わたしなりの「月の解釈」をお伝えします。

「何回も読んどるからエェわ。」

という方は、月の解説はスキップして、
ホロスコープの詳しい紐解きへ飛んでください。

それでは参りましょう。


「月」ってどんな星?

あなたは「月」に対して、
どのようなイメージをお持ちですか?
どんな星だと認識していますか?

神秘的で、美しくて、
人の心を惹きつけてやまない月

月の解釈は、人それぞれありますが、
月は、美しいだけの星ではなく、
「ある種 取り扱い注意の星である」
とわたしは考えております。

わたし自身の月の捉え方は、
「月=不安定さの象徴」です。

西洋占星術では、
月を含めた10個の星を取り扱いますが、
その中で唯一、月だけが満ち欠けをします。

今この瞬間も、月はカタチを変え続けています。

「常に変化し続けている」
つまり、「一定ではなく、不安定」。

なら「不安定さの象徴」って何よ?
ってハナシですが、その答えは「感情」です。

我々は「感情をフラットに保ちたい」
と思いながら、つい外部からの刺激に反応して、
時に激しく一喜一憂するものです。

月が満ち欠けして形を変え続けるように、
わたしたちの感情も移ろいやすく、
常に一定ではありません。

だからこそ、本能的に安心を求めようとするのです。

この本能的に安心を求める欲求こそが、
まさに、「月」です。

月=感情とは、“心の中に住む仔犬”を
イメージしてみてください。

心の中で小さなわんこがキャンキャン吠えたら、

「お腹が空いているの?」
「お散歩に行きたいの?」
「遊んで欲しいの?」

よく観察して、適切なお世話やしつけをする。

これが月=感情との上手な付き合い方
だとわたしは考えていますし、
お世話としつけをするように付き合うことで、
感情の波にムダに呑まれずに済みます。

今後、心がザワザワ、モヤモヤした時は、
「お世話としつけ」を思い出して、
意識してみてください。

7月14日は天秤座で上弦の月

「上弦の月」とは、
満月に向かって満ちゆく途中の半月のこと。

月=不安定さの象徴、刺激に対する反応
が次第に膨らみつつあるので、
感情の波が激しくなりやすいです。

そして、満月で成果を得るために
必要なもの、人、チャンス、出来事
が集まってくるタイミングでもあります。

ゆえに、上弦の月は、
「引き寄せ」と言われるわけですね。

では、チャートを見てましょう。

このチャートを見たときに、
「静」と「動」の両者が混在しているように感じました。

アセンダントもMCも「地のサイン」で、
安定感、静けさを感じます。

一方で、MCには火星と天王星が重なり、
太陽とセクスタイルになっているし、
金星も獅子座のフレッシュな度数にあり、
冥王星と向かい合っていて、躍動感も感じるんですよね。

詳しく見ていきましょうか。

月は天秤座23度「おんどり」

人の動きや心の変化を敏感に察知することを示す度数です。

おんどりの鳴き声は、朝の訪れを知らせる合図です。
状況を素早く察知して合図を送る、指示を出す、
といったことが必要なシチュエーションが増えそうです。

また、時代の雰囲気、潮流やトレンドを読む
「先見の明」を意味する度数でもあります。

来年の7月には、土星、天王星、海王星と
時代の流れをつくる外惑星たちが、
今とは違うサインに滞在することになります。

1年後は、いまでは全く想像できない世界を
我々は生きているんです。

今以上に、軽やかさが必要になるし、
自分自身の才能や能力を使って
生きなければならなくなるはず。

言われたことだけするとか、
「みんなと一緒がイイ。」とか言っていると
弾き飛ばされそうな気がする。

間もなく来る新時代の雰囲気を先取りして、
「自分」の価値観や行動基準を、
牡牛座天王星期に確立させておいた方が良いですね。

太陽は、蟹座23度「文学会の集まり」

さまざまな角度から考えて可能性を探り、
最善の案を見つけ出す力を意味する度数です。

自分の感情を言語化して
わかりやすく伝える力を示す度数でもあります。

感情や人間の持つ「心が織り成す世界」を
表現しやすい時期でもありそうです。

文章、絵、音楽など「文化的な」方法で、
心象風景を表現してみると、
いまの自分の輪郭がハッキリしそう。

太陽には火星と天王星が60度で、
行動力も個性もバリバリに発揮しやすいです。

太陽には土星も調和の配置になっていて、
自分のアイデンティティをしっかりと確立できそう。

すごくイイ感じですね。

火星と天王星がMCに重なっていて、
強い野心をもって仕事に取り組めそうです。

ただ、ライバルを蹴落としてでも成功を勝ち取ってやる
という気持ちが沸き起こりやすい配置でもあります。
周りからの反感を買わないように注意した方が良さそうです。

この時期に、独立したり、
フリーで仕事をすることを決めたりする人も多そうですね。

火星と天王星のコンジャンクションについて、
詳しくはこちらをお読みください。

月と太陽のサビアンシンボルから考察するに、
「察知する」「見極める」ということがポイントになりそうです。

心地よく、豊かに生きていく環境をつくるためには、
察知する力、見極める力って結構大事ですよね。

そういう力って、どうやって身につけるんでしょうね?
どうやって磨くんでしょうね?

わたしなりの考えですが、どちらとも、
感性、五感を磨くことじゃないかと思うんですよ。

感性や五感を磨くことで、
センサーが敏感に反応するし、
善し悪しをきちんと見分けることができる。

感性や五感を磨くって、具体的になに?
ということなのですが、
自分にとっての心地よさ、価値とは何か?
を知っておくこと、
それをできる限り優先させて生きること。

芸術、音楽、美しいものに触れること。

美味しいものを味わって食べること。

「好き」「楽しい」をたくさん持って、
それらを日々の中に散りばめること。

こういったことが、感性や五感を磨く
ということなのではないかと思うんです。

感性や五感は金星の管轄です。

感性や五感って、生活するために
絶対に必要なものではないじゃないですか。
なくても生きていけますよね。

でも、あった方が心が潤うし、
人生を彩ることができます。

「なくても困らないけど、
あった方が楽しいよね、豊かだよね。」
っていうのが金星なんです。

今回、上弦の月が起きる天秤座は、
まさに金星を支配星に持つサインです。

金星は現在獅子座にありますし、
太陽の度数にも、「文学的な表現をしよう」
というメッセージがありました。

自分の心情を言葉やアート、音楽で表現するには
ピッタリだし、それが伝わりやすいはず。

火星と天王星が重なる牡牛座27度も、
自分の才能や能力、感性を堂々と打ち出し、
人に見てもらうことを意味します。

この時期、遠慮していてはもったいなさそうですね。

感性や五感を磨く時間をつくって、
感じたことを思いきり表現してみてください。

ものすごくbeautifulな結果になりそうです。

以上!
beautifulな上弦の月をお迎えください。


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