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(15)FULL POWER 科学が証明した自分を変える最強戦略

【心と体】
心理学の中では一方通行の関係しかないと考えていた。心が向かうところに体がついていくと。しかし最近の研究では、双方向のものだということがわかってきた。
心が体に影響を与えられるのと同じように、体もまた心に影響を与えられるし、指示をする。

単に行動を変えることで

自分のアイデンティティをすばやく変えることができる。

【予知】
自分の心理に明らかに影響するとわかっている行動を意図的に取ることは心理学者の間で予知と呼ばれている。
特定の行動を活用することで意図的に心の中で何かを引き起こしたり操ったり予期したりできるということ。
心と体が双方向の関係であるように、自分と環境もまた、双方向の関係。

【人生に変化を起こす】
意志力を発揮するのではなく、ただ環境を変え、自分が演じている役割を変えればいい。
これをうまくやるには次のことを理解している必要がある。

・自分に何ができるかは、意志力ではなく、状況による
・あらゆる環境にはルールがある
・あらゆる環境には上限がある
・人の価値観は絶対的ではなく、相対的
・人は常に役割を演じている


【快楽主義は残念】
快楽を求め続けている人生では、

深い意義や満足感を、作り出すことはできない。

本当の意味での充足感や達成感を作り出すのは
「負担」であり「挑戦」であり「対立」である。
本当の幸せとは多くの場合将来に向けて今苦労しておくことだ。


【普段と違う場所なら努力が容易になる】
意志力とは基本的に備蓄されたエネルギーのこと。いったん枯渇するとおしまいになる。
しかし、別の調査では環境を変える行為そのものに、その人のエネルギーを劇的にアップさせる可能性があることが明らかになった。
目新しさは強いフロー状態を引き起こす強制機能のひとつとなる。

【自分を変える方法】
一番強力に変える方法は、自分の外にある環境を活用することだ。環境を変化させれば、自分が変わらざるを得なくなる。
人間は常に自己保存の生き物。

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