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読書ノート

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2019年2月の記事一覧

2019年2月に読んだもののメモ

2019年2月に読んだもののメモ


『現代思想』2019年2月号:「男性学」の現在海妻径子「CSMM(男性[性]批判研究)とフェミニズム」の、「男性性について研究する上で研究者自身の男性としての被抑圧経験を重要視する当事者主義」を本質的な特徴とする日本の男性学のあり方は特異的だ、という指摘はとりわけ重要だと思う。
欧米様が偉いわけではないけれども、少なくとも日本の男性学はガラパゴス的であるということ。総論的な位置に置かれた論文が、

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