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大学院出願準備の話

さて、大学院に入ると決めてからの話ですが、まず、自分が何を学びたいのか明確にするところから始めました。それからどこで学べるのか、自分の条件と合う大学院を調べました。

私の場合は教育開発学だったので、特に教育と開発学に強い大学院、あとは個人的な条件として比較的学費が安くて、多文化な環境で学べるところを探していました。

当時在籍していた大学のゼミの教授と修士を二つ持ってる父に相談しながら、1年で卒業できて、開発学に特化した大学院の多いイギリスをターゲットにしました。私は何度か留学経験があって、自分の英語力を上げるためにも、英語圏の大学院に行くことはなんとなく心に決めてました。

イギリスの大学院は9月入学だったと思いますが、入学応募締め切りは大学院によって違っていました。一番早かったのは1月だったと思います。その締め切りから逆算して必要な資格や書類を準備しました。

必要資格はIELTSですけど、入学に必要なスコアを取らないといけなかったですし、一番時間がかかりそうだったので、入学準備の中で最初に取り掛かりました。それから少なくとも3人の推薦者(References)が必要だったので、早めに大学の先生に打診しました。その後は入学動機書を作ったり、大学院によっては卒論の要約も求められていたので、早々に卒論は片付けて、要約も作りました。

でも必要書類も大学院によって違うので、チェックしないといけないです。上記のように、3人の推薦者と卒論の要約が必要だったのはOxfordだけでした。他の大学院は以下の通り必要だったと思います。

①IELTS スコア
②卒業証明書と成績証明書(GPA)
③出願動機
④推薦者2人

ちなみに、大学院入学には大学のGPAスコアも必要条件でしたが、私は全然足りてなかったです。

でも大学院に入れました。

もちろんIELTSもGPAも高いスコアを取るに越したことはないですが、いかに志望動機に熱意が込められているか、学ぶ意欲があるかという点も見られていて、私の場合は大学卒業からストレートで入学応募したので熱意を見ていただいたんだと思います。
大学院に入った後、当時の教育開発学教授が採用担当だったこともあり、なんで私に入学許可をくれたのか聞いたところ、学ぶ熱意がありそうだったし、教育開発学のコースの人数を埋めるためにも許可を出したよって言われました。運もあるようです(笑)

これは大学院に入学してから分かったことですが、ほとんどの日本人の大学院生は日本の留学エージェントに登録して入学した方が多かったみたいです。
よく聞いたエージェントの名前はBEOでした。

私はろくに調べもせず、どこのエージェントも介さず直接大学院に入学応募出してたので、詳細はよく分かりませんが、エージェントを介すると英語のチェックやIELTSの勉強とか色々手厚くサポートしてくれてたみたいです。あとは、渡航前に同じ大学院に行く院生が集まって交流会とかもやってたみたいなので、渡航後も安心して入学できたって友達は言ってました。

多分、15校ぐらい?大学院に応募しましたが、結果的には大学院入学前の専門学校1校と大学院1校だけ入学許可をもらいました。もちろん後者を選びましたが、許可をもらったのは本当に入学前ギリギリの7月中旬とかでした。大学院にストレートで入るのはほぼ諦めかけていて、前者の専門学校に入ろうとしてました。頭金も払っちゃったし。

でも、最後まで諦めないことが重要だなと、最後まで何が起こるか分からないとはこのことかってその時思いました。

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