はじめての過食嘔吐
こんにちは。
過食嘔吐歴12年のりんさんです!
今回は、はじめて過食嘔吐した日のことを書きたいと思います。
あの日は、中学2年生の修学旅行の夕食の後です。
3泊4日で九州一周でした。
毎日の給食では残さず食べることこそが正義!
修学旅行でももちろんそうです。
準備してくれるお店の人に感謝して、残さず食べましょうという方針です。
当時のわたしは、係り活動や生徒会、部活に励み、
テストは学年1位をキープ!!
(今思うとほんとにすごい。一回くらいサボってもよかったのに)
妥協知らずの優等生だったのわたしは、
素直に教えの通り最善をつくしました。
"中学生は食べ盛り"と言う一般常識のもと
コスパのよい大量調理の
唐揚げ、エビフライ、ハンバーグ、カレーといった
ほぼ同じ味付けのハイカロリーメニューのループ!!
バス移動であまりお腹もすいていないけど、
毎回残さずたくさん食べました。
そして、あの日。
長崎のホテルの宴会場での夕食でした。
皿うどんや角煮、チャーハン、杏仁豆腐などが
大皿でどんどんどーんとメガ盛りで並んでいました。
他のテーブルがギブアップするなか、
わたしのテーブルは最後まで残って間食。
先生たちには褒められました。
その後、苦しくて苦しくてトイレに行くものの
どうにもならず...泣
腹筋に力をいれて自ら吐きました。
はち切れそうなお腹は少し収まりました。
そして少し体形を気にしていたので、
太るという恐怖から解放されてほっとしました。
これが、過食嘔吐のきっかけです。
家庭科の授業では腹八分目がふさわしいと習ったのに
リンクされていない食育でした。
それに応えようとする必死ピュアな気持ちも追い討ちをかけました。
バランスのとれたご飯を、自分の体の適量だけ摂取する。
これこそが正義だということに気づける力があれば。
それが許させれる環境に身をおければ。
そう思うとちょっと悔しいです!
あの日からだいぶ時間がたってしまって
学校のありかたや食育は変わっているかもしれないけど、
同じようなことが、誰かの過食嘔吐のきっかけになりませんように。