見出し画像

人間力

足をケガしてから、本当に人の優しさに一杯ふれる。
外に出るたびに、1日に何人に優しくされてるんだろう?
毎回10回位は、声を掛けていただける。

自分も皆さんに見習い、今更だが不重な方を見かけたら、
積極的に声を掛けようと日々思う。

そんな中、先日から松葉杖が1つになり、片松葉で歩行練習。
片手が空いたから、調子こいてコンビニへ。

左手、松葉杖。
右手、コンビニの袋。

2回目の調子こきで、
すぐ近くの歩道橋から道を横断にチャレンジ。

道の反対側、歩道橋から50m先小学生3人が、ジャンケンしながらたぶん 
”ち よ こ れ い と” みたいな遊びをしている。
今の小学生もやるんだなーっと、懐かしみにひたる。

歩道橋の階段を10段ぐらい、両足で1段ずつ、よちよち 上がる。
右足の筋力がまだ無く、よちよち。
突然正面に1人の小学生の少女、
”大丈夫ですか? 荷物持ちましょうか? お手伝い出来る事ありますか?”
反対側に居た小学生だ。

うれしかった。
でも、強がりとリハビリもあって”大丈夫! ありがと!”

走って戻る子の背中を追いかけると、友達はまだ歩道橋に上る前。
自分が歩道橋に上り始めるのを、遠くからみて、遊びを抜け出し、
ダッシュで助けに来てくれたのが、わかった。
感動と同時に、小学生の自分を思い出し、イタズラばっかやってた自分が情けない。
人間力の差を感じた・・・

反対側の下り階段で3人組とすれ違うときに
”声かけてくれて、ありがとうね!”
再度お礼する。

他の男の子2人に、”なんかしたのー?” と、
聞かれ、照れくさそうにしてる。

あなたは、友達より、遊びより、
見ず知らずのオッチャンを助けに来てくれた!
しかも、ダッシュで!
一段でも速く助けに向かうために、
友達に声かける時間を省き、
オッチャンの元に!

感謝。感謝。感謝。でも圧倒的な敗北感。
あの子のお手本に成るような、大人になりなす。
足りませんが、努力し立派な大人目指します!

ありがとう。
本当、今日もしあわせ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?