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キャリアコンサルタント?産業カウンセラー?コーチ?どうでもいいから相談者に寄り添ってほしい

私はキャリアコンサルタントを取得した後、今のままでは未熟だと思い、自分の受験で参加した協会とは別の協会の勉強会にかなり参加した。
すると、いろいろとキャリアコンサルティングの進め方に違いがあることに気づいた。
本質的には違わないのですが、重視しながら進めるポイントが違う、と言った方が分かりやすい。

どうやら、技術的な言葉のとらえ方が、対人支援の協会や資格によって違うぞ、ということを、勉強会や、ロジャーズの論文、相談支援にまつわる本を読む中で感じるようになった。
そこで、特に「傾聴」のスキルを高めるため、また「伝え返し(団体によってはオウム返しなど異なる)」のとらえ方について理解を深めるために、産業カウンセラーの資格を取得しつつ、毎週一回の勉強会の開催と、ココナラなどでの相談支援を行ってきた。

月日は経ち(ワープ?w)、今、学生から50代以上のセカンドキャリア、そして企業内キャリアコンサルティング、人事部の方との企業課題キャリアコンサルティングなど、幅広く行っているが、そうした活動をしていくと、周りに似た仕事の方が集まってくるもので。

コーチや、シニア産業カウンセラー、1・2級技能士の方、いろいろな方と知り合いになり、また、色々な方を紹介して頂く機会が多くなった。自分で調べて、そうした方々に出会う機会も増えた。
そして、色々な方に私自身、お金を払いながら、カウンセリングやキャリアコンサルティング、コーチをしていただいた。

そこで感じたこと。

【資格なんかどうでもいいから、相談者にもっと寄り添ってほしい】と。

「あれ、この方、自分でお金払って受けたことないのかな?」
「いや、なんか気付きはあるけど、これ、本当に自分が思っていることなのかな」
「なんか、この人の意見に振り回されている気がする」

そんなことが本当に多い。

面白いことに、どんな資格を持っているかにかかわらず、そういう相談をする方で多いのは結局「試験のための勉強をして、実際の相談を受けて、アンケートなどで本人の声を聴いていないから」だったり、「試験勉強の時は一時的にできるようになっても、そのあとの実践の場では、生まれてから最近までの自分がやってきた傾聴ではないコミュニケーションに戻っている」からなのでは、と思う。
もちろん、理由はこれだけではないけれど。

【本当に相談者のために、耳を傾けてほしい】
自分が信じるやり方、やりやすいやり方、慣れたやり方、ではなく。

自分に対しての戒めとしても、改めて意識したい。

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今回も、最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。
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