見出し画像

社会人になって思うこと

まだ少ししか時間が経っていないけど、思うところがあったので書くことにしました。特に就活をしている後輩には読んでほしいと思ってます。自己分析とか、ガクチカに関しては日頃やっていると思うのでその他に関して書きます。

追記:就活生向け記事

2020年4月1日より正式に入社し、社会人として働き始めた。コロナウイルス騒動で在宅勤務になったり、時間短縮になったり、イレギュラーでバタバタと大変だ。

国内のIT企業で、自分が当初希望していたより遥かに大規模な会社で、同期は400人以上いる。堅苦しい挨拶や儀式的な項目が多い入社式。この時点で自分がこの会社でやっていけるのか、不安が募っていた。

「社会人としての自覚」「学生とは違う」研修ではこうした事項が繰り返し繰り返し述べられる。確かに大学生という生き物は世間的にイメージが良いとは言えない。でもそんなに言われなくたってこっちだって覚悟決めてますから。と思いながら聞いていた。

ただ、ビジネスマナーや身だしなみなどは本当に重要ですべての基礎であることは間違いない。これは学生だって同じだ。マナーや礼儀、清潔感や身だしなみ。実はこうした点は成績よりも重視されることはあるし、成績よりも先に身につけるべきだ。そうした基礎は人間関係や様々な重要な事柄に結びつく、今までやってきて思ったことだ。ただの優等生ではだめだと思う。

研修のクラスで集まるとともに配属部門も発表された。事業部まではまだ発表されなかったが、私の希望は殆ど通らなかった。大手に入るとはこうした配属リスクもある。当初希望していたベンチャー系の企業とはこうしたことが異なるだろう。

ただ、福利厚生や給与、年金や保険等についての説明が始まると驚いた。今まで見てきたどの会社よりも手厚い補助だった。それとと同時に、補助の少ないベンチャーに入っていたら今頃どうしていたのだろうかと思った。

日本型経営が崩壊しつつあると言われる近年では就職活動にも変化が見られ、「やりたい仕事」「将来の仕事」を問われることが多くなってきた。人気企業ランキング上位には近年コンサルティング企業が台頭している。商社や広告代理店はかつて程の人気を失いつつある。

ただ、そうした就活が広がる中でやはり福利厚生であったり年金であったり、お金のことに関してあまり重視されなくなっているのではないかと思う。額面の月収や年収はもちろん大切だが、福利厚生や年金、保険等に関しての考慮もそれ以上に大切だ。

福利厚生やそうした補助は額面として年収や月収に現れないが、そうした点を計算すると月収が5万円以上高くなることもざらにある。現に今自分が働いている会社は家賃補助だけで6万円が毎月しきゅうされるため、実質的な額面は6万円増加していることになる

私もそうだったが、学生に抜けがちな観点がある。それは今後の資産形成に関することだ。

日本の年金財政はかなりの危機に陥っている。破綻することは考えにくいが、支給年齢の引き上げ、保険料の値上げ、給付額の調整等が行われているため、年金給付に関しては先行きが不安だ。

年金の仕組みは基本的に相互扶助という助け合いの制度で、若者が老人を支える仕組みになっている。少子高齢化の進む日本ではその仕組みはこれからどんどん窮地に追い込まれることだろう。

基本的に会社員は国民年金、厚生年金、企業年金(確定拠出年金)の三種で老後の資産形成をする。厚生年金は給与の定率が保険料として徴収されるため、年収に応じて老後の年金は変わってくるわけだ。さらにそこに企業年金または確定拠出年金を上積みしていく。

基本的に国民年金と厚生年金が「公的年金」と呼ばれる年金で、公的年金だけでは老後の生活には足りないと言われており、夫婦でその不足額は約2900万円だとされる。そうした不足分を補うためには企業年金や確定拠出年金が不可欠なわけで、それには企業の補助と個人の自助努力が不可欠だ。

そうした面をきちんと考えて生活、就活できているだろうか?

私は最近友人と話している際に、そうした話を全く気に留めない、私には難しい、頭が悪いから、と言われることにかなりがっかりしてしまう。

確定拠出年金は自ら運用する必要がある。基本的にその資金は会社が年金講座に振り込んでくれるのだが、こちら側が特に指定しない場合はおそらく定期預金ということで運用される。その場合の利率は1%にも満たず、それどころか経済がインフレとなれば実質的にその年金は価値が減っていくことになってしまう。そのため、自らポートフォリオを組んで投信なりに入れるべきなのだ。

わからないなら学べばいいし、誰かに聞けばいい。学ぼうとする姿勢が無いことは人間としての成長が終わってしまうことと変わりない。仲のいい友人であればそれはなおさら悲しいことだ。

投資や経済の勉強を個人的にしてきたが、そうした話をするとうさんくさいとか、意識が高いとか言われてきたから今まで避けてきたがやはりそれはおかしいと思うし、もっとそうした点は勉強するべきだ、そう感じた。

これからの時代は、財産形成が重要になる。コロナウイルス騒動で実感したことも多いと思うが、もし自分が家庭を持っている時にこうした騒動に見舞われた時対応できるのか、と考えるとかなり不安になる。

年金だけでは生活が困難とされる今後、自分たちの努力次第でこれからの生活や資産が決まる。複利や税金の面などを考えても、資産運用は早いうちからやるほどよい。これからまた仕事の間時間でたくさん勉強しようと思った。仕事頑張るぞー。


たまに就活の電話相談受けてるので、気になったら連絡してください。頑張れ就活生。旅行記は今書いてる途中なのでそのうち出します、、、

コメント、いいね、投げ銭が糧になります