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コンサルの頭の中

最近読んでいたコンサルの本が、学び多いものだったのでまとめます。まとめた内容は、ごくごく当たり前のことばかりですが、核心をついており、ビジネスマンとしての普遍的な仕事力について学べると思います。真の1年目の教科書としても捉えることができると思います。
※重要な箇所をピックアップし私の解釈とともに解説しています。


目次
▶︎ビジネスの基本
▶︎常に自分の意見を持って情報にあたる
▶︎バリューを出す
▶︎師匠を見つける


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 あえて「ビジネスをする上でいちばん大事なものは何か?」こう問われたら、どう答えますか?多くのコンサルタントが思うそれは、相手の期待を超え続けること。
 ビジネスの世界では相手の求めることに100%の答えを提示することが当たり前。仮に95%の答えであれば、その仕事は「期待はずれ」の評価を受けてしまいます。常に相手の期待値を超え続けることで、顧客の満足度は上がり、会社やその担当者の評価は上がり続けます。

 相手の期待を超えるために重要な二つの要素
①相手の期待値を正確に把握する
相手の期待に対する「共通の理解を得る」ことが必要です。仮に相手の指示や要望が曖昧な場合は、「こういうことではないか?」と仮説をたててコミュニケーションをとる

②期待値を満たせない仕事は安請け合いしない
先ほど紹介したように95%の達成だったとしても、相手からすれば、それは「期待外れ」と評価され、その仕事は失敗になってしまいます。初めから期待値を超えることが困難な理不尽な要望等は、安請け合いしてはならない。
 仮に請けることになったとしても、期待値のマネジメントを行うことで相手の期待を超えることが可能になる場合がある。例えば、上司から「今日までにこれやっておいて」と指示された場合、実際には本日中にできる仕事であっても、「わかりました」とすぐに返事をするのではなく、「他にも抱えている仕事があるため、明日までに提出するで問題ないでしょうか?」などと期日交渉し、相手の期待値をマネジメントする。相手の期待値そのものをコントロールすることができれば、先程紹介した「95%の達成」も105%の達成にできることもある。全く同じ作業をしていても感謝される人と、そうでない人がいますが、この期待値のマネジメントが影響していることがある。


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 「一日にどのくらいの情報に触れていますか?」情報過多のこの時代には、単に情報を集めて満足する人も多い。年間100冊の本を読んだ。ビジネス系のYouTubeを毎日見ている。ネットニュースから常に情報を受信している。なかには、情報感度の高い人を見て、自分はダメだと自信を無くす人もいる。しかし、情報を集めるだけでは、ビジネス能力は一切、向上しない。
 ビジネス能力を向上させるには「考える」こと。考えるとは、自分の意見を持つということ。ネットニュースを開くにも、見出しをクリックする前に「なぜそうなのか?」と見出しから予測できることを考えてから記事を開くようにしてみてください。結果、自分の意見と結論が違っていても勉強になり、予測と同じ結論だっとしても、結論に至るまでの考え方を学ぶことができます。
 大切なのは自分の意見を持って情報に触れるということ。そうして初めて学びの機会を得ることができます。


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「あなたの作業にバリューはある?」
バリューを出すということは、相手に対する貢献をするということ。相手が価値があると感じてくれるものにバリューはあると言える。そして、仕事の価値を決めるのは相手であって自分ではないということを忘れてはいけない。常にこの作業にバリューはあるか?と自問自答すること。仕事では、クライアントが価値があると思わなければ、どんなに時間を費やしていたとしてもそれは単なる自己満足に過ぎない。作業のための作業ではなく、クライアントの問題解決に役立つもの意識する。


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何十年も役立つ普遍的なスキルとは考える力であったり、ヴァリューを出すことであると言えます。そういったことからも若いうちは、どんな仕事(作業)をするかよりも、どんな人たちと仕事をするかの方が大切だと思います。社会人になったばかりの人や20代の人たちには、このことを理解しておくだけでも十分価値があると思います。


最後まで読んでいただきありがとうございます。
誰かの参考になれば幸いです。

具体的な問題解決スキルや、問題解決を超える価値創造について深く知りたい人は【コンサルを超える問題解決と価値創造の全技法】もおすすめです。

参考書
◆コンサル一年目が学ぶこと
◆コンサルを超える問題解決と価値創造の全技法

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