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【海外一人暮らし自炊記録】2023年30週目@スウェーデン王国

まずはいつも通りの前置き。
*我が家では、何曜日に何料理を作るかっというスケジュールを固定している。現在の晩御飯の週間予定は以下の通り。

・月曜日 :  イタリア料理
・火曜日 : ドイツ料理
・水曜日 : 中華料理
・木曜日 : スウェーデン料理(北欧料理)
・金曜日 : 自由
・土曜日 : 和食
・日曜日 : フランス料理

では、2023年第30週の週日5日間(7月25日~7月29日)の夕食を写真とともにまとめていこう。

ちなみに2023年30週目用の食材の買い出しはこちら。

月曜日(イタリア料理)

Primo piatto
"Orecchiette ai brocoli"

ブロッコリーのオレキエッテ

ブロッコリーを煮崩してパスタソースにしたもの。元々はイタリアはプーリアの郷土料理Orecchiette con cima di rapaと呼ばれる料理で、菜の花に似たイタリア野菜"cima di rapa"をブロッコリーで代用したもの。最近、巷ではブロッコリーを煮崩してスパゲティと和えたプーリア風パスタというものが広まっているようだが、個人的にあれをプーリア風パスタと呼ぶのはいかがなものかと思っているのだが…。
うん、来週はcima di rapaを手に入れて正式なプーリア風オレキエッテを作ることにしよう。

Secondo piatto
"Spiedini di carne macinata"

挽肉の串焼き

先日、とあるイタリアのレシピサイトで見つけた挽肉のsecondo piattoのレシピを試してみたもの。挽肉をパン粉やパセリと共に揉み込み、内側にハムとチーズを巻き込んだものを串を刺してオーブンで焼き上げた料理。手順もシンプルで味もなかなか悪くなく、見栄えは上々。メイン料理の完成度としてはやや物足りないが、まああのレシピなら、こんなものだろうな。

火曜日(ドイツ料理)

Hauptgericht
"Zwiebelschnitzel"
玉ねぎのシュニッツェル

シュニッツェルのバリエーション第4弾は玉ねぎをたっぷりに使ったZwiebelschnitzel。実はこのシュニッツェルはパン粉の衣を纏わせない。もちろんいわゆる"シュニッツェル"に炒めた玉ねぎを乗せるバリエーションのZwiebel schnitzelもあるのだが、Zwiebel schnitzelというとどちらかというとこちらの方が一般的な印象がある。クリーミーな玉ねぎのソースとともにオーブンで焼き上げる料理である。

Suppe
"Gulaschrsuppe"
グーラッシュズッペ

元はハンガリー起源のスープ料理。パプリカをたっぷりと使ったスパイシーな煮込みスープ。別に料理好きというわけではないが、こういうじっくりと煮込む料理をコトコトと煮込んでいる間はなんとなく穏やかな気持ちになる。

水曜日(中華料理)

大菜
"宮保鶏丁"

鶏肉とピーナッツの炒め物

本当は唐辛子を使うところなのだが、ちょうど良い唐辛子がなかったのでパプリカで代用。辛味がないと、やはり少々物足りなさを感じざるを得ないかな。下味付けにこちらで購入した中国醤油を使った結果、なんともドス黒い仕上がりになってしまった。ピーナッツももう少し大ぶりのものが手に入ると嬉しいのだけどなぁ。


"搾菜肉絲湯"

搾菜と豚肉のスープ

先週に続いて搾菜を使った料理。元々はこれが食べたくて搾菜を購入したのだが、先週は別の料理を作ってしまったので、今週こそは…と。
自家製のラー油を使って香りも底上げ。満足しました。

木曜日(スウェーデン料理)

Mellanmål
"Ärtsoppa och pannkakor"
豆のスープとパンケーキ

スウェーデンの木曜日の食事といえば豆のスープ(Ärtsoppa)とパンケーキ(pannkakor)。日本はアメリカ系のパンケーキが広まっているので日本のパンケーキである"ホットケーキ"は分厚いものだが、イギリスや欧州圏のいくつかの国ではパンケーキはベーキングパウダーを加えない薄いものである。Pankakaにはスウェーデンの食文化と切り離せないリンゴンベリーのジャムもたっぷりとかけて…。
豆のスープは個人的には好きな食べ物。スーパーなどで缶詰も売っているので、以前 やってきた日本人の学生さんにお土産にでもと勧めたのだが、"なんか貧乏臭くってあんまり…"と言われて衝撃を受けた。

金曜日(自由)

先週、人参の在庫がなくて作れなかったので、今週こそはとロシア料理…

"Кислые щи"
ザワークラウトのシチー

今週は牛塊肉を買ったこともあり、火曜日のグーラッシュとこのслые щиと煮込み料理を二種類。日本でロシアの汁物というと圧倒的大多数がボルシチ(元々はウクライナ料理だが)を思い浮かべるだろうが、むしろロシアといえばщи(シチー)である。今回は中でも"酸っぱいシチー"と呼ばれるザワークラウトを使ったもの。

さて、来週は何を食べようかな。
普段の料理はtwitter(@wsGKQ6y1tzdRJ8s)で公開中。

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