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【海外生活】今週の食料買い出し@スウェーデン王国(2023年29週目)

今週の買い出し(2023年29週目)

今週はとりあえずとっても重たい買い物。粉物、オイル類は3週前だったかに買ったのだが、今回は不幸にも根菜類がほぼ同時期に無くなってしまったのでじゃがいも、玉ねぎ、にんじんを一度に買い込むことになってしまった。

値段自体はさして高くなく、特にじゃがいもなんてこの季節には破格の値段になる。しかし、いかんせん、車を持たない身なので持ち運びがなかなかに大変。

では、今週も商品の値段も含めて買い出しの内容をまとめていこう。

本題に入る前に、いつもの前置きを…
読者の皆々様におかれましてはスウェーデンにおける現地での生活感とともに、食材の"生の価格帯"というものも併せて楽しんでいただければと思う。

肉・魚介類

今週は魚介類はなしで肉類のみを購入。

  • Nöt stek (牛塊肉) 119.00 SEK/kgで 1.766kg → 210.15 SEK

  • Kyckling steak (鶏もも肉) 109.00 SEK/kgで0.824 kg→ 89.82 SEK

  • Hamburgerkött →  31.50 SEK

  • Hushällsmedwurst → 31.5 SEK セットで 18.00 SEK引き

(1 SKE = 13.55 JPY)

そろそろ鶏肉料理が食べたいな、と思っていたので鶏もも肉を購入。買い出しには家から徒歩30分ほどの街で一番大きなスーパーマーケットに行っていているのだが、実は皮付きの鶏もも肉はこのスーパーででしか手に入らない。こちらの人々は、肉であれ、魚であれ、とりあえず皮は剥いてしまえ…という文化なのである。日本人の感覚からするとこれはかなり寂しいものである。

ちなみに、帰宅後 早速鶏もも肉を使って"鶏もも肉の梅肉味噌蒸し"を作った。牛、豚は日本より安い印象だが、鶏肉は日本より少々お高い。

29週の金曜の晩ごはんに予定していたщиを材料不足(人参が足りなかった)で先送りした際に、もう少し煮込み用に使える牛肉があってもいいな…と考えていたので、牛肉の塊も購入。

この大きさなら、大体 3種類ほどの煮込み料理に使える。とりあえず、30週の金曜は今度こそщиを作るとして、あとは火曜日にGulashsuppeを作ろう。残りの1/3は冷凍保存して、そのうちまた使おう。週3回牛肉の煮込み料理となったら、流石に多すぎるからな。

あとは昼(弁当)用のハム類。各31.50 SEKでふたパック買うと18 SEKひかれるとなれば、やはりふたパック買っておくべきだろう。交互に使えば日々変化も楽しめるのだから。

野菜・果物類

  • Morötter (人参) → 14.95 SEK

  • Potatis fäst (新じゃがいも) : 12.95 SEK/kg で 1.024 kg →13.26 SEK

  • Lök gul (玉ねぎ) 32.95 SEK/kg で 1.044 kg→ 39.40 SEK

  • Ruccola mix (サラダミックス) → 25.95 SEK

  • Jornötter (ピーナッツ) → 22.95 SEK

今週、確実に買っておかなくてはならないのはщи用の人参。とりあえず、これさえあれば今週こそはщиが作れる。

それから、じゃがいもに玉ねぎは常備しておかなくては困るので、購入。それにしても新じゃがいも1kgで12.95 SEK(約180円)とは破格な安さではなかろうか。ちなみに、あるスウェーデン人の同僚曰く新じゃがいもはスウェーデンの食材の中で最も素晴らしいもの、だそうである。

あとは、いつも通りサラダミックス(今週はルッコラミックス)とピーナッツ。ピーナッツは中華料理に使う。鶏もも肉も購入したので、宮保鶏丁あたりが良いだろうか。

先週多めに買い込んだブロッコリーとパプリカが残っているので、その辺りも使って献立を考えていこう。

調味料や缶詰など加工品類

  • Lemonad (レモネード) → 38.50 + 1.00 SEK

  • Mjölk (牛乳) → 16.95 SEK

  • Yoghurt trop (トロピカルフルーツヨーグルト) → 22.50 SEK

  • ägg (卵) 12個入り → 42.95 SEK

毎週の購入品、牛乳とフルーツジュース。フルーツジュースはここのところいくつか試したが、やはりこの洋梨レモネードが一番好みかな。値段もこのブランドのジュースの中では安い方だしな。

ヨーグルトは、今回初めてプレーン以外のものを買ったのだが、味の方はどうだろうか。

卵はやはり、こちらでは少々お高いので、できれば20個入りが買いたかったのだが、在庫切れで仕方なく12個入りを購入。商品の在庫不足は夏季休暇期間によくある事である。

  • Donut (ドーナツ) 12.95 SEK x 5 → 64.75 SEK

最近気に入っているドーナツ。研究所に持っていくおやつに購入。1日1個。これは美味い。

  • Fryspäse (ビニール袋) 1l 18.5 x 2→ 37.00 SEK  (2個で7 SEKひき)

1 l袋が切れてしまっていたので、購入。こういう消耗品は買い置きがあって困ることはないので、まとめ買いで値引きになるなら当然まとめ買いする。

ところで、先日ニューヨークの若い環境活動家の女性が一才のビニール袋を生活から排し、2年間ゴミを全く出さなかったという話を読んだ(これにはなかなかに感銘を受けたし、衝撃も受けた)。

もちろんチラッと記事に目を通しただけで、詳しく彼女の活動を知っているわけではない。ただ、どうやらメイソンジャーを上手に活用するらしいことと、あとはエコバックを使うことでビニール袋を使用した商品は買わない、ということはわかった。記事には彼女の買い物の仕方なども書かれており、いかに"買い物において"ビニール袋が手元に入ってこないようにするかについて強調されているのだが…。一番知りたかった彼女の冷蔵庫、冷凍庫の中については触れられていなかった。

個人的に人間生活の中でで最もビニール袋、ビニール製品を使用する場面は冷蔵庫、冷凍庫で食材を保存するところであると思っている。生肉、生魚を切り分け、整理保管するためにはやはりビニール袋が必要(もちろん必ずというわけではないが)になる。野菜や果物であれば、布製の袋に入れたり、紙で包むなどやりようはいくらでもあるが、瞬間冷凍でもできない限り血や水の滴る生肉、生魚を清潔に保存する上でビニール製品は非常に重要な役割を果たす。果たして、ここを彼女はどうクリアしたのか…。日々、ビニールの消費が多いと実感している身としては、是非その知見を知りたいのである。

さて、話は逸れたが、今週の買い出しは以上。安く収まった方かな。

今週の和食と来週の夕食献立(週日5日間の予定)

では、いつも通り最後に今回購入した食材を使っての来週一週間(週日5日分)の夕食の予定を…。

月曜 : Orecchiette con cime di rapa /  Spiedini di carne macinata 
火曜 : Zwiebel schnitzel/ Gulaschsuppe 
水曜 : 宮保雞丁 / 搾菜肉絲湯
木曜 : ärtsoppa och pannkakor
金曜 : щи

どんな料理ができるのか、実際に作った料理はいつも通りtwitterにて(@wsGKQ6y1tzdRJ8s)



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