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県知事対談の振り返り〜富山県知事に思いぶつけてみた〜

こんにちは!トガプロ3年のしゅんです。最近、三田祭が終了し、三田祭担当の仕事が一息ついてほっとしています☺︎

今日は11月12日に富山県庁で行われたTOGAEXPO(県知事対談)についてお話しします!トガプロにとっても、自分にとってもこの上ない大きな企画ですので、ぜひご一読ください!(^人^)

TOGAEXPOとは?

”EXPO”は英語で博覧会を意味するものです。この対談が博覧会のように、さまざまな知識が飛び交い、今までにない新たな視点を獲得できるものになれば良いなと思い、自分達が命題しました。

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こちらがTOGAEXPOのイラスト図です。これは自分が作成したものですが、「新たな発見」をテーマに、トガプロの”緑”と新規性を表すような”黄色”を混ぜてみました!

なぜこの企画に参加したのか?

まず、自分がなぜこの企画に参加したのかをご説明します。トガプロに入ってから半年の間は、利賀村についてとにかく調べ尽くしました。現在も利賀村が抱える課題は、「人口減少」、「高齢化」などであり、一筋縄ではいかないものです。それらの課題解決につながるように、自分は必死になって行動してきたつもりでしたが、ただ目の前のことを必死にやってきましたが、行き詰まっているように感じました。なぜなら、トガプロの他のメンバーや、利賀村関係者としか関わっておらず、どうしても狭い視点で物事を考えがちになっていたからです。そこで今回、富山県知事の新田さんと交流することで、利賀村関係だけのミクロ的な村視点ではなく、マクロ的な県視点(行政視点)で改めて自分たちのフィールドである“利賀村”を観察できると思いました!

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県知事対談の概要とその内容

当日はまず、県知事に今までトガプロが行ってきたことをご説明しました!
特に、自分は今年度の企画を説明したのですが、県知事も関心しながら聞いてくださり、とても嬉しかったです😊また、今年度実施したさるなしの商品開発の新聞記事を読んで頂いたそうで、県知事が自分たちトガプロの活動を気にかけて頂いていると知り、大変光栄でした!

その次に、パネルディスカッション形式で県知事と意見交換しました。

第1のテーマ:「中山間地域に今、最も必要なものは?」

自分の答えは「通信技術の応用」にしました。
現在、利賀村でも農業などに5Gが応用されており、一部の農業が自動化されています。このような通信技術をさらに活用し、テレワークが可能な環境を形成することで、企業誘致やワーケーションにつなげることができるのではないでしょうか?
その結果、村に若い人を呼びこむことができ、「高齢化」の課題が少しでも改善されると考えました。

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富山県知事 新田さんとの集合写真 ※当日はスーツでバシッと決めました!

県知事は、「関係人口創出」とお答え頂きました。自分たちトガプロも、今年度のテーマが「関係人口」であったので、とても親近感が湧きました!今まで、トガプロでは「いきいきとやま館」での利賀村産品の販売、さるなしの商品開発など、東京の人と利賀村を結びつけるような企画をしてきたからです。

第2テーマ:「利賀村、富山県の未来を作っていくために 「今の私」がすべき事は?」

自分の答えは「情報発信」です。自分も同じ若い世代に利賀村の課題(高齢化、人口減少)をリアルに少しでも感じてもらうことが重要です。もはや、利賀村の抱える課題は、利賀村独自のものでなく、日本共通の課題です。特に、自分たち若年世代がこの問題を共通認識として押さえておかなければなりません。

県知事は、この質問に対して、「ウェルビーイング向上」とお答え頂きました。県政の方針としてもこのことを挙げており、利賀村を含めた富山県全体が将来に渡って幸せになることを目指しているとのことです!また、「君たちも今日から『幸せ人口一千万』の一部!」とおっしゃっており、利賀村の幸せのためにしていることが、富山県の幸せにもつながっており、自分たちも幸せになれればと思いました!

まとめ

今回の県知事対談を通じて、県知事が富山県全体のためにいかに尽くしていることはもちろんのこと、自分達トガプロの活動にも気にかけてくださっていることがよく分かりました。普段関われないような方とお話しすることによって、新たな見方が手に入り、新たな考え方の創出に繋げられました!富山県ではコンパクトシティ政策を進めていますが、その傍ら過疎地域をどのように扱っていくかが注目ポイントですね。今後の活動でも、この貴重な経験を活かして行きたいと思います!最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

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