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【タンゴ】踏む

タンゴは踊る時、踏むことがとても大事だ。
なぜならば この踏むことがタンゴの踊りを支配しているからだ。

タンゴは足が踊るが
足を踊らせるのは 身体
その身体を動かすエネルギーは
重さからだ。重さを充分に活用するには真下を踏むことになる。

どのように踏むかというと踵から踏み鳴らして踏む。
これは、日本舞踊や武道、あとベリーダンスやフラメンコも然り
そしてこの踵かr踏むは 私はサンバからインスピレーションを得た。

なぜサンバかというと、私が入っていたエスコーラ(サンバのチームこと)のサンバ練習で、ダンスリーダーのFさんは異様にサンバステップが
滑らかに早くそして柔らかく動いていた。これにはビビった。
なぜにサンバステップを踏みながら氷の上を進むように踊るのか?
全然わからなかった。

ダンサー練習後に バツカーダ(サンバの打楽器隊)との総合練習で
その意味がわかった。音によって身体gは浮き上がり勝手に足が
床を踏めた。床を踏む足が真下からズレると足の動きがとまった。

タンゴの足捌きが上手になる秘訣がここに含まれていたのだ。
このことを理解するのは時間を要したが、
真下を踏むことが足を早く動かす秘訣だと気づいた。

踵を踏む位置が違うと 重さのエネルギーが使えず
身体にエネルギーが行き渡らず、硬い動きになるだ。

足を早く動かすには 真下を踵から踏むことを身体に
思い出させることなのだ。実はこれは新しい技術ではなかった。
なぜ思い出させるかというと
子供時代は足が軽く動いているからだ。足が回転するように動く
子供の時は誰でも足は軽く動いていたのだ。

なので、足が重たい方は、その動かし方をわすれてるだけだ。

なので 真下を踏む練習を繰り返し行えれば
足を早く動かす術を得られる。

練習方法は、その場で足を踵から踏む。
膝は曲げて中腰で行うのが良い。

*日本舞踊を習った時基礎練習は「トゥーとん」と
真下を踏む練習でした。

大横綱輪島は学生時代にすり足を大学4年間毎日欠かさずやっていたから横綱になれたとおっしゃてた。すり足は地面から足を離さず動かす稽古だ。

タンゴを上達を早めるのは
ステップより真下を踏むことだ


Abrazo GYU


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