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忖度なし本音の入社エントリ⭐️44歳、PR会社からゆめみに転職する【後編】

はい!ギュンばんわ!
福太郎です!

ゆめみ福太郎MTG中_20210917

ゆめみの公式バーチャル背景を作ってもらって色んなMTGに参加してますYO!

さて!国民のみなさんから大好評をいただいている(?)この連載もいよいよ最終回!完結編です!入社エントリ書くなんて人生初でドキがムネムネしちゃってますが、諸先輩方のHOTな投稿を参考に見よう見まねで書いてみまーす(^^)

【ゆめみってこんな会社】

京都大学大学院の研究室の仲間3人が2000年に立ち上げたテクノロジー企業で、これまで400社以上・約5000万MAU(Monthly Active User)に上る大規模なインターネットサービスを世の中に送り出しています。

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一般的に多くの人がイメージする「受託開発」とはアプローチが異なっていて、「BnB2C」(ビー・アンド・ビー・トゥー・シー)と名付けたビジネスモデルで、顧客企業のデジタル変革を支援しながら顧客企業がエンジニア組織、デザイン組織を確立して「内製化支援」を行なっている点が大きな特徴。マラソンに例えると、コーチが選手と一緒に走りながら声をかけたり、アドバイスしながら伴走するイメージですね。ゆめみは10年以上も前から内製化支援を行う業界のリーディングカンパニーで、事業としても創業から20年間黒字&増収2020年度は売上30億円、利益4.2億円)!

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内製化支援により「アウトソーシングの時代を終わらせる」ことをミッションに掲げ、中期ビジョンとしては100社・1億MAUを目指してるんです。みなさんご存知のあの会社やこのサービスなんかもゆめみが顧客と共に作ってるんですよ(^^)ほぉらね👀✨

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組織とカルチャー

現在250人弱の体制を1000人規模にまで拡大していく計画で、大手SIerなどにありがちなピラミッド構造ではなく、アート、デザイン、エンジニアリングのそれぞれの職能集団が並列に共存・連携し、プロジェクトごとに多様な職種のメンバーが結集する柔軟な開発体制をとっています。将来的に1000名規模ともなれば色んな属性の多様で幅広いタレントが揃ってたほうが機動的に顧客企業の内製化支援に必要な役割をカバーできるよね~(^。^)というロジック&マジックを本気で掲げていて、それこそ哲学者・心理学者・大道芸人・美容家・忍者など1,000人規模の多様なタレント集団をリアルガチで目指しています(催眠術師は既に在籍)。多様性!ダイバーシティ!

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働き方とユニークな制度

ゆめみは、最も働きやすい形を追求してきた結果、フルリモートワーク、フルフレックスが無期限全社標準。福太郎もこのたびの入社にあたってオフィスには一度も行ったことがありません。

そしてさらに…!

給与自己決定制度、有給取り放題制度、全員CEO制度、ワークフルライフ制度、勉強し放題制度、10%ルール、副業し放題制度…など数々のユニークな制度が無数に増殖中。

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これらの制度の根底にあるのは「人こそすべて」という考え方。一人ひとりが自由に裁量を持って働き、成長を後押しすることを目的に勤務時間や給与、休日など多くのことを自ら決めることができる裁量の大きさが特徴で、自らのキャリアを強く意識し、高い成長意欲がある人にはピッタリの環境がそこにはある!

※これらの制度については話題性重視の目先の売名や単なる悪ノリではなく、今までの失敗を含めた試行錯誤や哲学が根底にあって意外と深イイ話だったりするので改めて紹介しマウス🐭✨

アタクシ福太郎はゆめみに入社して広報担当に就任しました。コーポレートPRという社内再編で新たに立ち上がったチームで、フルコミットメントしているのは福太郎ひとりだけ(!)というほとんど社長直轄の特命係長的な立ち位置で、自由で孤独でチャレンジングな日々を送っています(適宜マーケティングチーム、デザインチーム、セールスチームと連携しつつ)。H Jungle with Tの「WOW WAR TONIGHT~時には起こせよムーブメント~」じゃないけど、まさに「自分で動き出さなきゃ何も起こらない」そーいう環境ですね。オンボーディングプログラムこなしたり、Googleドライブを探索して社内に蓄積された過去ファイルを引っ張り出してきたり、とても面倒見の良い温かい先輩方に相談を投げかけて色々と教わりながら新しい環境に適応中といったところです。前向きな武者震い!

【入社してから主にやったこと】

■入社初日ブリーフィング(代表のれいっちからありがたい訓示)

■全社会での自己紹介プレゼン(240人の前で緊張w)

■Notionページの整備(自己紹介、タスク管理リストなど)

■社内勉強会、意見交換会などへの参加

■パブリック・リレーションズをテーマとした社内勉強会を開催(講師として登壇)

■当面のPR活動方針の策定(戦略やプログラムなど)

■代表Bio資料、自社メディアリスト作成着手

■インタビュー立ち合い

■記事タイアップの原稿確認&写真セレクト

■歓迎会(夜のガチのやつ1回)&ウエルカムランチ(様々なグループやコミュニティ単位で延べ8回)

■ナラティブについての理解と研究、パーパスを起点としたナラティブスクリプト作成

■あるアワードへのエントリー内容取りまとめ

■社内研修プログラムの選定、実施

■導入事例プレスリリース配信に向けたクライアントとのMTG、DRAFT原稿チェック&リバイズ

■マイナビ転職内ストーリーズ」の不定期更新

■社内キャンペーン実施概要のプラン二ング

…などなど

そして、入社したら全員が通るオンボーディングプログラムが非常によくできていて、ゲーム感覚でゆめみの「自律・自責・自学」の文化や行動指針が自然に身につくように入社3ヶ月間に推奨される103のタスクがあります。ガチの業務レベルのものは言うまでもなく、他には『片岡(代表)を「れいっち」とあだ名で本人に対して呼びかけてみる』『人事の松田さんを褒め殺しして困らせる(実際に困ったかどうかの判定は不要)』『取締役の工藤さんに「うるせぇ」と言わせる(どんな手段を使っても良いが判定は工藤さんが行う)』『関西担当営業の染矢(そめやん)さんを「いじる」』といった難易度が高いのか低いのか分からない楽しげな項目もあったりしますw

では、ここからは現時点で感じている福太郎視点でのGood&Moreです。

【ゆめみのGood】

■数々のパンチの効いた制度がイカしてる:「給与自己決定制度」「有休取り放題制度」「全員CEO制度」など聞くだけでワクワクしますよね。詳細は後日解説しますが単なるイロモノではなく、今までの失敗や教訓を踏まえた結果、確固たる思想が根底にあって合理的でもあるんですよね。ちなみにアタクシ、入社してから2ヶ月弱で既に7日間も有給取らせてもらってます(全社計画有休取得奨励日含む)。

■ニックネームで呼び合う文化:自分が呼んでほしいニックネームを自分で決められる。アタクシの場合は「福太郎」or「ギュンギュン」と呼んでもらってます。もともと苗字ではなくファーストネームで呼ばれて人生の大半を生きてきたので違和感がない!これは密かにとても嬉しいですね。名前の呼び方呼ばれ方って意外と大事だと思う。なお、片岡代表は自らのことを「れいっち」と呼ぶように推奨(半強制)してるぐらいの勢いでみんな本当に「れいっち」って呼んでますw

■ありのままのキャラクターが守られる(むしろ推奨される)文化:代表のれいっちが率先して湧き上がる衝動や直感を大切にクレイジーに爆発しろ!幼稚園や小学校のような場であって良い!遠慮無用!忖度不要!生まれもった本来のキャラを出し切れ!荒々しくていい!ワガママでいい!バルス!むしろ会社ってそうあるべきじゃない?って全社員の前で言い切ってます。そんな勢いよくやっちゃってホンマに大丈夫なのかどうかは正直分かりませんw職業や役職などの社会的立場や人からどう見られるのかということを意識して演じてるほうが不健全とするゆめみの方針は大いなる社会実験と言ってもいいでしょうね。

■否定しない文化、モラル(民度)が高い:発言や提案など含む人権や人格が基本的に全肯定される。社内Slackでも日々活発な意見交換が交わされてます。社内ではプロのコーチング体制が整っていていつでも相談できたりと、全力で人の話を受け止めてくれる安心感が文化として醸成されているように感じマッスル。何を言ってもまず肯定的に受け止めてくれたうえで最善のアイデアを一緒に考える、そんな場面にいくつも遭遇しています。頭ごなしに否定されないことが分かっているのでのびのびと自分の意見を発信することができる、そんな文化がゆめみには根付いているように感じます。

■管理職不在のフルフラットな組織:入社前から聞いてはいたけどホンマに管理職という役職もなく組織ヒエラルキーというものが存在しない組織です。各種委員会活動やチャレンジ取締役制度があって経営方針や戦略について議論する会議体はあるものの、れいっち+みんなというフォーメーションで企業活動が行われています。上司部下の関係性で悩んだことがある人にとってはちょっと面白い組織構造かもしれませんね。ちなみにアタクシは絶対的な上下関係があったほうがむしろ楽に感じる場面が今まで多かったので、このフルフラットな組織にフィットできるかどうかはチャレンジとなります。

■本当に「全員CEO制度」をやり切っている:その名のとおり、あらゆる意思決定(それこそ数百円の備品購入から数百万単位の広告出稿、社内ルール変更まで)について、個人から起案される提案が原則そのまま承認されるという仕組みがあるんです。これがプロリクと呼ばれるゆめみ独自の制度。「やる人が決める、決めた人がやる」をモットーに、意思決定を行ったメンバー本人は「遂行責任」を負うけど結果に対しての責任を問われることはないという安心保険付き。余談ながら、業務効率化を向上させるための設備投資を惜しまないという社の方針もあり、PC、タブレット、スマホ、モニタ、カメラ、マイク、デスク、イスなどすべて会社から支給もしくは自分が使用したい機材を購入することが可能。アタクシにも一脚20万円のアーロンチェアが支給されて座り心地ギュンギュンです。あ、そうそう、こないだある社員が「今のマシンちょっと重いのでワンランク程度スペックが高いPCにしようと思います」というコスト意識に溢れたプロリクを出してたんですが、れいっちが「業務効率化のためであればそんな中途半端なチョイスじゃなくて最高スペックのものにしなYO」とアドバイスして最上位機種に変更させてました。完全に本気(ガチ)ですねw

■会議が定刻通りにきちんと始まる(そして終わる):時間に対するコスト意識がものすごく高い。自分はもちろん相手の時間を奪うことになるという配慮ですね。とにかくオンタイムで始まるし、始まり方も自然な雑談交じりのチェックインからシームレスに会議が進行していく精神レベルの高さを感じます。こうした文化や空気感ってチリツモで醸成されているものなのでゆめみが重視しているポイントを垣間見ることができます。

■バックオフィス部門の安定感と安心感がすごい:技術的な質問、備品の調達・手配、社内外の各種手続き、メンバーへの連絡事項アナウンス、受発注書・請求書発行といった営業サポート業務、メンバーの悩み&人生相談への対応など、ほぼ1時間以内にレスがあり概ね当日もしくは翌日中には実行されます。ここまで仕上がった管理部を持つ組織はそうそうないのではないでしょうか。驚きました。

■健全な無茶振り:全社的にはどんどんチャレンジしてキャパや能力の限界をストレッチさせて行こうという方針があるものの背中を押す行為はまだまだ少ないとのことですが、れいっち⇒福太郎ラインではいつもどおり健全な無茶振りが横行していて心地よいプレッシャーを楽しんでます。この状況をアタクシは「前向きな武者震い」というポジティブな表現で切り返しながら自分の中で消化(自己暗示?)していますw

■優秀で面白いメンバーが続々と集まってきている:前述のとおり1,000人規模の会社を目指しているってことで、毎月どんどん新メンバーが加入してきます。その割に採用ハードルは実は高いこともあり、間違った?人が入ってきている気配はないですね。人間的にもバランス感覚に優れた人が多いです。これはリアリスティック・ジョブ・プレビューといって、採用活動に際して求職者に仕事や組織の実態について良い面だけでなく悪い面も含めた、ありのままの情報を提供することで、企業と求職者とのミスマッチを軽減して定着率を高める効果があると言われている手法を取り入れていることが大きいのかな、と思います。やはり一緒に同じ船に乗るメンバーが魅力的ということは働くうえで「超」重要な要素ですからね。

■経営トップが奇想天外な天才宇宙人:代表れいっちは、驚異的な業務量を最高の効率でこなすことを標榜していて、それを独自の指標でスコア化して毎日公開してます。それでいてひとつひとつのアウトプットのクオリティもいちいち高杉晋作。多くのビジネスパーソンを見てきましたが、はっきり言って実務能力高いです。それだけでは飽き足らず、会社組織やルールなどアグレッシブに攻めまくってゆめみという会社の経営を「大いなる社会実験」と位置付けてゲームのように楽しんでしまってます。そのスタンスに賛否を述べる以前に、もはや一緒に楽しむしか正気を保つ方法はないですよね(笑)。一方、関西人らしく「ボケとツッコミ」を大切にしていてちょっとでも隙を見せるとボケてくるし、こちらがボケると見逃さずツッコんでも来ます。現場レベルMTGから全社会まであらゆる会議でお決まりのセリフ「おつかれいっち♡」で締めくくり、3ヶ月に1回(たぶん)社内キャンペーン達成者の中から1名に100万円をプレゼントしたり結構攻めてます(笑)。こないだ月例の全社会で社長メッセージでボケがひとつもなかったら「いや、ここから来るぞ…」「あれ?今月はギャグないんだ」「真面目!珍しいwwww」などコメント欄が盛り上がる(荒れる?)会社ってありますか?w

【ゆめみのMore】

■ぶっ飛んだスタープレイヤーがまだまだ顕在化していない(ように見える):良い意味で人として信頼できる真面目なタイプのメンバーが多い印象です。色々と触れ合っている中で実際には卓越した能力やセンスや個性を持った人いっぱいいることは判明しているので打ち出し方、見せ方次第でもっと勢いがあるタレント集団としてブランディングできる余地があるように思えます。

■メンバー増えすぎて顔と名前が一致しない:さすがに240名以上でフルリモートだとまったく接点のないメンバーも出てきますよね。社内コミュニケーションのプラットフォームとしてSlackを鬼のように活用(法人アカウントで日本一のアクティブ率とのこと)してるけど、やっぱり個人の顔や関係性が可視化できるわけではないので、これから1,000名体制に向けて増員していくとしたら、もはや社内SNSを導入してもいいかもしれません。手嶋屋のOpenPNEとか(^^)

■ツールやサービス見直しの余地あり:たとえば給与明細はPDFをメール添付で一人ひとりに送ってくれます。大変ありがたいものの、バックオフィスは大変ではないでしょうか?SmartHRだとクラウド上で自動生成されるしインターフェイスも洗練されているので切り替えを検討してもいいかもしれません。れいっちも宮田社長に一目置いてるって公言してるしね(^^)加えて勤怠管理ツールもやや使いにくい…です

■油断すると内向き目線になってしまいがちな空気感:社内文化や空気感、人間関係が良すぎて内部コミュニティの居心地が良すぎることで世の中への情報アンテナや社外との接点が希薄になってしまう可能性あるかもしれません。これは個人差も大きいと思いますが、荒野に身を置く孤独な戦士であることを常日頃から忘れてはならないなぁと自戒しています。職場の人間関係に悩んでる人にとっては極めて幸せな悩みですけどね。

■自由で役職がない、管理されない、フルフラットな組織だからこその責任が問われる:予想以上に放置されます。目標設定や人事考課、上司との1on1などは行われない仕組みになっているので、外的要因でメリハリやリズムを作ることができません。自らの意志を持って常に自立・自律した個人であること、能動的に行動を起こし続けることが求められます。自由と言うと聞こえはいいですが指示待ち族だと逆にきついかもしれませんね。同様に、プロフェッショナルとしてのスキルを身に付けるうえでも社内外でベンチマークできる師匠を見つける、専門の資格取得に向けた勉強する、など自分の意志を持って行動しないと居心地の良い時間だけが過ぎて行って在籍している間に何のスキルが身についたんだろう、何のプロになることができたんだろうという迷路に迷い込むかもしれません。とにかく目的意識を持つことが重要だと感じます。

■企業文化や制度がパワフルすぎて消化不良を起こしてしまう可能性:組織の進化が強烈にパワフルでスピーディーワンダーなので一度脱落すると巻き返しが難しいかも。ちょっと目を離したすきにドンドン新たなルールや制度が上書きされていきます。●●推奨キャンペーンなんかも次々と開始されます。企業カルチャーの変化や進化を楽しもうというマインドが求められるなぁと感じます。大丈夫、変化を楽しめばいいんですよ。うん。

【これからやること】

「認知度を●●%向上させる」とか「組織としてPR機能を実装させる」とかそれっぽいことを並べることも当然できるんですが、ここはもうシンプルに「世の中から愛される存在」になることが究極の目標です。人生もPRも大切な人との「良好な関係性」×「愛の強さ」で幸福度が決まりますからね。みなさんから自然に愛してもらえるように、ゆめみの日々のチャレンジや実績、魅力を色んなアングルからギュンギュン発信していきます!大事なことなのでもっかい言います。

ゆめみを世の中から愛される存在にする!

【最後に】

ゆめみは、自分を成長させながらさらなる成長を生み出すメンバーを全方位的に募集中です(なにせ1,000人規模を目指しているw)。まずは情報交換もしくは近況報告ノリでカジュアル面談受付中なのでいつでもお気軽に連絡ください(^^)

そんなわけでパンナコッタ☆
ゆめみという会社の存在を知ってもらえたり、ヘンな会社やなぁと思ってもらえたのであればこの3部作の試みは大成功です。
全3回にわたる連載企画を最後までお読みいただきありがとうございました!

スキ!ボタンを押していただければモチベーションが高まって、きっとまたハイテンションな記事を書かせていただくことになるでしょう!

See you Next ギュンギュン!

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