2022/04/12 部長の若手時代
今日はいい話を聞けたので言語化。
所属する開発部の部長と話す機会があり、流れで部長の若手時代についての話になりました。
当時、大学院での専門分野が全く生きない部署に配属され、学び直しに苦労したそう。
モノづくりが好きで入社したのに思い通りに行かず、「仕事ができる人ってなんなんだろう?」と悶々と悩み続けてきました(今でも答え出せてないっていうところも謙虚で素敵です)。
そこから奮起した結果、その大学院で学んだ異分野の内容を活かして、関わる製品の物性に関する理論、シミュレーション、および評価手法を確立してきたのです。。!
その成果はこれまでもあらゆる場面で利用されてきましたが、さらに今となって、新規開発においてより重要な物性として取り上げられています!
ぼくもこの新規開発に携わるので、その理論を構築したことの素晴らしさを身にしみて感じました。。
ただ、部長はこれを誇りには思いつつも決して声高に自慢はしない人で、なんなら自分を捻くれ者だと思っているそう。。
後輩には、業務課題のタネを発見して、その解決に楽しんで熱中して取り組んでほしい、と思っている方です。
長らく部長と共に働いてきた中堅や管理職の方々が、部長を慕っている様子がこれまでよく見られましたが、理由が分かった気がします。
部長のことを見習って、ぼくも熱中できる仕事を追求していきたい、、と思いました。
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