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めがはーと

前回の記事で、毎日書いてこうと言った側から2日連続で更新できず・・・。
一昨日は朝6時半に自宅を出てそのまま約1時間半運転して治療を受け、また1時間半かけて職業訓練へ行くというスケジュールで、訓練終了後は速攻で自宅に戻り爆睡・・・。
昨日は職業訓練後に買い物をしてから自宅に戻り、マンガを読みまくっていたら寝落ち。
そして、今日も早朝から1時間半の道のりをドライブしながら通院へ。
いよいよの時期に差し迫っているので、通院は来週も数回ある予定。

今回の治療を通じ、妊活の大変さと周囲の協力の絶対的必要性を本当に感じる日々。
私は就業前の今だから始めた治療だったが、こんなにもスケジュール調整や身体的、金銭的双方の負担が大きいとは思わなかった。
今は企業に属していない状態なので、仕事で誰かに負担をかけるということがなく、その点だけは本当に良かったのだが、先が見えないことも多い治療なので不安になってしまうことも多々ある。
常に寄り添い支えてくれるような人がいればいいが、元来人に頼るのが下手すぎで、密なコミュニケーションをとっている人も多くない私は、今は色々な思いをそっと自分の胸にしまっている。

そんな中、少しでも日々の心の重さを軽くできればと、今はマンガを読みまくっている。

ここで明るい作品や心が軽くなる作品、ギャグマンガなどのバラエティ作品に読み耽り、日々の生活で前を向けるような選択をするという方向に行動できればいいのだが、生憎私はそういった選択ができる人間ではなく、今以上に心がギューっとなるような作品、救いがあるのかないのかわからないような作品に触れ、ひとしきり沈みこむという手法をとっている。

今、ほぼ毎日電子書籍で何度も読み返している作品がこちら。

現在「推しの子」にわかりやすくハマり倒し、作者の過去作品も少しずつ読みだしている。
原作の赤坂アカ先生の「かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜」はまだ読めていないのだが、横槍メンゴ先生の作品でこの「めがはーと」と「君は淫らな僕の女王」は読破。
以前、横槍先生がTwitterで下記のような呟きされたのがニュースになっていて、

「君は淫らな僕の女王」を読んだ時に激しく納得したのだけど、今回の「めがはーと」も大人向けだな・・・と感じた。

「命の譲渡」という一つのテーマに沿って心にグサッと突き刺さる作品や、真綿で首を閉められるような作品などが収録されているのだけど、私は「めがはーと episode03」があまりにも自分の好みでその作品ばかり読み返している。
他に読んでいる配信作品のいくつかにも共通して言えるのだけど「献身的で自己犠牲に満ち溢れた執着愛」に私はどうしようもなく惹かれてしまう。

私のなかで「献身」と「執着」は対象相手に思いを寄せるという意味では同義語で、相手に対する思いの強さや行動を肯定的に表現するか否定的に表現するかの違いでしかないと思っているのだけど、「めがはーと」のepisode03はまさにそれで、どうすることもできないヒロインへの強い思いを自分自身を犠牲にして昇華させるという男性主人公の行動は、賛否両論あるけれど、私は主人公の気持ちに苦しいほど共感してしまい、読むたびに救いのない思いに涙している。

「誰かに執着されるほど愛されたい」という思いが根底にあるのかも知れなないし、ただ単に「涙活」で涙をたくさん流してスッキリしたいだけなのかはわからないけれど、どうやら治療の終わり目処がつくまで私の心はイマイチ晴れる気配がないので、しばらくは好みの作品に触れて落ち込みすぎないようにメンタル低空飛行で乗り切ろうと思う。

「めがはーと」オススメです。

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