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【エルデンリング】考察:なぜ二つの大ルーンだけでエルデンリングを修復することができたのか。エルデンリングの本当の姿とその意味について

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この記事は以下のブログに掲載している記事の一部です。
この記事のようなエルデンリングの考察やRP日記を主に掲載しています。

ELDEN RING 考古学者ルーナの探索日誌


【考察:エルデンリングとその欠片大ルーン、そして狭間の地を支配するデミゴッドたちの関係について】の続き。

読んでない人はそちらから読んでほしい。

前の頁のおさらい

前の頁ではまずエルデンリングはマリカとゴッドウィン、ラダゴンとレナラ、マリカとラダゴンという九人のデミゴッドからなる三つの一族の輪で構成されていることを図解した。

そしてデミゴッドの中で居場所が分かっているが見つかっていない、ラニとミケラの大ルーンはギデオンが所持していて、ラニの大ルーンはラダーンやライカードの形と同じで、ミケラの大ルーンはマレニアや産まれなき者の大ルーンと同じ形だと推察できると述べた。

ここまでが前の頁の内容。


考察3. ラニとミケラの大ルーンはすでにエルデンリングの修復に使われてる。だから二つの大ルーンだけでエルデンリングを修復できた

そしてこれらの考察から、すでにギデオンの持っていた大ルーンはエルデンリングの修復に使われていて、これが円卓にきた褪せ人が大ルーンを二つ集まるだけで王都に行ってエルデンリングが修復可能だと言われた理由だと気づいた。

以前から、なぜ大ルーンを二つ集めるだけで王都に行ってエルデンリングを修復できるのか疑問に思っていた。
だってそうだろう。
明らかに二つだけだとエルデンリングを構成するには環が足りないのに、なんでエルデンリングを修復できるんだと。

だがエルデンリングを三つの一族の環が構成していて、ラニとミケラの大ルーンがすでにエルデンリングの修復に使われているなら、それも理解できる。
私が狭間の地にたどり着いたとき、王都に行く前に倒せたデミゴッドは四人。
ゴドリック、ラダーン、ライカード、産まれなき者。

どれでもよかったのだ。

だって、ラニとミケラですでに左の円と右の円は最低限の形を構成できる。
そして王都には中心部分を構成する大ルーンを持つモーゴッドが控えていて、彼を倒せない限り黄金樹に近づくことはできない。
これら三つだけで、最低限の三つの輪はできていて、エルデンリングの形は構成可能なんだ。


下の図1がラニとミケラの大ルーンを組み合わせた、私が狭間の地に流れ着いたときにすでにあったであろうと思われるエルデンリングの姿。
そして図2がそれにモーゴットの大ルーンを足した姿。
これら三つだけでエルデンリングの最低限の形を構成できていることがわかると思う。

図1 ラニとミケラの大ルーンを重ね合わせた図
図2 ラニとミケラとモーゴットの大ルーンを重ね合わせた図

もちろん数が多ければ多いほどエルデンリングはより完全に修復できるだろうし、王の資格があるかの試験的な意味もあっただろうから二つ手に入れてから王都に行け、と言われていたのだろうけれど、本当は直接王都に行ってモーゴッドを倒したら最低限の修復はできるようにもうなっていた。

なぜギデオンが容易く倒せるだろう接ぎ木のゴドリックを倒さないのかも疑問だったけど、これで理解できた。
別にゴドリックの大ルーンは彼にとって、いや円卓にとってはもう必要なくなっていたんだ。
ラニとミケラの大ルーンがすでにあって、それはもうエルデンリングの修復に使われているから。

考察4. エルデンリングの本当の姿

そして最後に、エルデンリングの本当の姿について述べたい。
私は最初、私が集めた七個のエルデンリングを大ルーンを使用して修復した姿が下の図3だと述べた。
しかし完全だったころの姿だと思われる図4と比べると二つ欠けているものがある。
そう、上にある弧の部分と中心の環だ。

図3 大ルーンを合わせて再構成したエルデンリング
図4 元々のエルデンリング

まず弧について語ると、この弧の部分に当てはまりそうなパーツを私は一つだけ知っている。
そう、図5のルーンの弧だ。

図5 ルーンの弧

しかし、最初は私はルーンの弧を再構成には入れなかった。
理由はルーンの弧の説明にある。

エルデンリングが砕けた破片
使用により、装備した大ルーンの恩恵をもたらす
また、大ルーンを装備しない状態で使用しても
HPの最大値を少しだけ上昇させる
エルデンリングの下方には
輪の恩恵の受け皿、底辺の弧があるとされる
これは、その破片であろう

アイテム ルーンの弧より抜粋

ルーンの弧はエルデンリングの下方にある、と書いているが、このルーンの弧は上方にある。

なので組み込めない、と思ったのだが、これは発想が逆だった。

ルーンの弧の位置が上方にあるから組み込めないのではなく、ルーンの弧は下方にあるのだから、この図はエルデンリングの本当の姿が反転した姿なんだ。

この弧は、下方にあることこそが正しい姿なんだ!

そう考え、ルーンの弧を付け加えて反転したものが下の図5で、元々のエルデンリングを反転させたものが図6だ。

図5 反転させた再構成したエルデンリング
図6 反転した元々のエルデンリング

これがエルデンリングの本当の姿だ。

そして、この姿が表現しているものは三つあると私は考えている。


一つは狭間の地に根付いた黄金樹の姿。
一つはエルデンリングから狭間の地にもたらされる祝福。
そして最後の一つは、4つの環を貫き狭間の地に縫い留める大いなる意志の具象。


これら三つの意味を表しているのではないだろうか。
4つの環を貫き狭間の地に縫い留め、狭間の地に根付いた黄金樹。
そしてその黄金樹を通してエルデンリングから狭間の地にもたらされる祝福。
エルデンリングと狭間の地、その二つの関係を表したものがこの図なんじゃないかと私は思う。

考察5. 欠けた中心の環の意味

では最後に、欠けている最後のピースである中心の環について語ろう。
図5と図6を見比べると、三つの環の中心にある一つの環が図5に欠けていることに気づくと思う。
この環はなんだろうか?
私は、これは死のルーンではないかと思う。


下の図7を見てほしい。
これは死衾の乙女フィアが、命を賭して修復してくれたルーンだ。

図7 死王子の修復ルーン

死衾の乙女、フィアが宿したルーン
エルデの王が、壊れかけのエルデンリングを掲げる時
その修復に使用できる
それは、2つの欠環が合わさった聖痕であり
死に生きる理を、律の一部とするものである
黄金律は、運命の死を取り除くことで始まった
ならば新しい律は、死の回帰となるであろう

アイテム 死王子の修復ルーンより抜粋

これは一度壊れて肉体や魂に刻まれ、それを修復したルーンだからか、環からあふれ出すエネルギーのような見た目をしているが、元は図6にあるような円環だったのだと思われる。
黄金律は運命の死を封じることで死すら奪った。
そしてそれが死のルーンとなった。
ルーンはエルデンリングの欠片だ。
なら死のルーンもエルデンリングのどこかに存在していたはず。
私はエルデンリングの中心の環がこの死のルーンで、死のルーン、つまり運命の死すら黄金律が封じていた、ということを表しているのだと思う。


そして、今やエルデンリングは砕け、エルデンリングを修復することが私にはできる。
そして、そのエルデンリングの中心に何のルーンを置くかも、あるいはそもそも修復するかどうかすら選ぶことができる。
これは私の予感だけど、この選択が、狭間の地すべて、そして世界の運命を決定することになるのだと思う。
もし仮に、死王子の修復ルーンを使用してエルデンリングを修復すると図8のようになるし、別のルーンを使用すると別の形になるだろう。
そして黄金律が運命の死を封じたように、エルデンリングの中心に組み込まれる環こそが、狭間の地に今後敷かれる律となる。
そう私は思う。

図8 死の修復ルーンを組み込んだエルデンリング

まとめ

まとめよう。

  • ラニとミケラの大ルーンはすでにエルデンリングの修復に使われていた

  • だからモーゴットの大ルーンと合わせると、私の旅の開始時点ですでにエルデンリングを修復できる準備は整っていた

  • それが大ルーン二個でエルデンリングを修復できる理由

  • またエルデンリングの本当の姿は図6のようによく知られているエルデンリングを反転した姿

  • 本当のエルデンリングの姿が持つ意味は以下の三つ

    • 狭間の地に根付いた黄金樹の姿。

    • エルデンリングから狭間の地にもたらされる祝福

    • 4つの環を貫き狭間の地に縫い留める大いなる意志の具象

  • 欠けた中心の環はエルデンリングに封じられた死のルーン、運命の死

  • その中心の環を何にするかこそが、狭間の地の運命を決定する


好奇心で始めたエルデンリングの修復予想だが、思った以上に狭間の地の謎の根幹に触れるような考察になったと思う。
もしこの考察を読んだ人がいたら、ぜひこの説についてどう思うか教えてほしい。

狭間の地の謎を明らかにするために。

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