見出し画像

「Sneaker X」・・・スニーカー型PC。発売したら飛びつきそう。



スニーカー型のパソコンが台湾のメーカーから発表されたらしい。
価格、発売時期などは未定らしいが、すでに注目が集まっている。



かつてのiMacやスマホを考えれば、分かると思るが、
そもそもパソコンは、記憶装置(HDDなど)と電源、
そして周辺機器への接続端子(USBやVGAなど)があれば
機能するので、四角い箱でなくても良い

以前、日本でも、5センチ角のコンピューターが開発されたが
日本らしく小型化だけで、スニーカーの形状を流用するというような
発想はあまり無かった。
5センチ角に必要な物を納められるのなら、
デスクトップに置けるどのようなデザインにも対応できるはずである。


思うに、日本は実用性とデザインの融合が下手だ。

勿論、小型化と実用性を一部に特化して成功することはある。
ウォークマンなどはその最たるものであろう。

しかし、実用性を優先しすぎると無骨な工業製品になってしまうし、
かと言って、実用性を捨ててデザインを発想すると、
なぜか全体にダサく
なり、機能も大したことない製品が出来上がる事が
多いように思う。(自社調査)

又、機能性が高いの方が企画書に書きやすいし、
市場をよく知らない上司を説得しやすい。
そういったことが不幸を生むのかもしれない。


さて、ここからは、個人的な感想なので、工業的な開発の
世界にいる人には、「何言ってんだよ。ば~か」と思われるかもしれない。

そこで思うのは、アンドロイド(人間そっくりのロボット)の開発における「不気味の谷」についてである。

「不気味の谷」とは、人に似せれば似せるほど、不気味な印象を見る者に
与えてしまう現象
を言いますが、それをアンドロイド開発の世界では
中々越えられないでいる。

これ、日本が得意のキャラ造りの技術やノウハウを活用できないもの
だろうかと思ってしまう。

例えば、旧作のスターウォーズのヨーダや、様々なCMなどで見る
アニマトロクス(機械制御の人形)による表情の多彩さや、
見事な表現と、理系の大学が発表するアンドロイドの表情を見ると、
「工業」と「デザイン」に、なにかちぐはぐなものを感じてしまうのだ。


さて、話をスニーカーPCに戻すと、
この「Sneaker X」は、第二のiMacになり得るのか。
ということである。可能性はある。

その一方で、「日本ではデザイン性を高めるには、
ある種の制限(規制)が必要」という意見もあるので、
今後の日本メーカーの製品開発も期待したい。

ローラースケート型のPCや、人形フィギュア型のPC、時計型、やかん型、タコ型など、デザイン優先のパソコンが売り出される日が、いつか来るかもしれない。


           おわり

スニーカーPC



#ロボット #アンドロイド #不気味の谷 #人間そっくり #スニーカー #小型PC #デザイン #工業 #実用 #興味 #ときめき #不思議 #謎

ありがとうございます。はげみになります。そしてサポートして頂いたお金は、新作の取材のサポートなどに使わせていただきます。新作をお楽しみにしていてください。よろしくお願いします。