トルコ一人旅を振り返る③イスタンブール編
こんばんは。
今回は、トルコ一人旅の三日目、イスタンブール観光を振り返ります。
本当は、ブルサ→エディルネ→イスタンブールと、オスマン帝国遷都順に廻ろうかなって思っていたのですが、その順だとイスタンブールで最も行きたかったトプカプ宮殿が休みの日に当たってしまうことがわかったので、順番を入れ替えて先にイスタンブール観光をすることにしました。
トプカプ宮殿
宿からトプカプ宮殿までは、徒歩で約10分。トラムのスルタンアフメト駅も近かったですし、本当にいい立地のところに泊まったとつくづく思います。
トルコリラ(TL)の記号が、ひらがなの「も」に見えますよね。
テロ対策で、宮殿に入るのに二回も荷物検査があります。
トプカプ宮殿の目玉と言えば、日本で言う「大奥」のような存在、ハレムです。いわゆる「ハーレム」の語源です。
追加で入場料かかります。
ハレムは宮殿のごくわずかな面積の中に建てられています。部屋ひとつひとつはとても小さく、まさに秘めた空間という印象を受けます。
しかしながら宮殿内部は、その狭さを感じさせない工夫というのでしょうか、光をたくさん取り込めるようになっていることが分かります。
ハマム、浴室です。
トイレ。昔のトイレってなんだかおもしろいですね。
ハレムの外観です。
次はトプカプ宮殿の他の建物を廻りました。イスラムに関係するものは写真撮影禁止でした。
私です。スルタンたちもこうやって眺めていたのかもしれません。宮殿は丘の上に建っているので、景色はとてもきれいです。
向こうはアジアサイド。高速船で渡った前日のブルサ遠征を思い出します。
トプカプ宮殿を巡っていたとき、同い年のトルコ人のユヌス、キルギスタン人のルシュという青年とそのお母さんと出会いました。彼らと出会ったことで今回の旅行は変わりました。彼らとは今でもインスタを通してやり取りをしています。
昼食はルシュたちととりました。ルシュはトルコ旅行は3度目とのことで、おいしいレストランに連れて行ってくれました。残念なことに食事の写真を撮ってない。。。
スルタンアフメトジャーミィ
午後は、スルタンアフメトジャーミィに行きました。
ちょうどお祈りの時間だったので、しばらく待ってから中に入ることができました。
絶賛改装工事中だったため、中はあまり印象に残りませんでした。ブルサのイェシルジャーミィの方がぶっちゃけきれいだったんだもん。。外観のどでかさも次の日に行ったエディルネのセリミエジャーミィの方がいかつかったです。
そもそも他の建物と比較すること自体間違っていますが。
ハマム
夕方、念願のハマムに行くことができました。日本の銭湯のようなものですが、裸の太ったおっちゃんがゴリゴリに垢すりしたりマッサージしてくれます。なにもかもワイルドで、ローカルな雰囲気で、楽しかったです。
順番は、脱衣、サウナ、垢すり、泡でマッサージ(ほぼ暴力)、お湯ぶっかけ、冷水プール、サウナ、シャワー、といった盛りだくさんです。
垢すりはぼろぼろでるし、泡ふわふわだし、体中ビンタした挙句笑顔で「気分はどうだ!」って聞いてくるし、無茶苦茶でしたが、とても気持ちよかったです。施術してくれたおっちゃんのアフマドには10リラ、チップを渡し、がっちり握手。
サウナで話したのですが、デンマークやフランスなど欧州人が多かったです。
ガラタ塔、鯖
ハマムのあと、トラムに乗ってガラタ塔の周りのショッピングストリートを歩き、夕食をとりました。
登れる時間が過ぎていたのが残念でした。スルタンアフメト側からもよく見えるシンボル的タワーです。
鯖です。味は、日本と同じような鯖の味です。
パイの実を6倍くらい甘くしたようなスイーツ。
イスタンブールの客引き、結構めんどくさいです。ちなみに他の都市ではそんなことありません。むしろ親切です。
トプカプ宮殿、スルタンアフメトジャーミィ、たくさんの出会い、修行のようなハマム。三日目イスタンブールも本当に充実していました。
次回は、エディルネを巡ります。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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