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ライン間の守り方
サッカーは相手よりも多く得点を取ったチームが試合に勝利する。そのため、サッカーの多くの分析や研究がボール保持や攻撃を取り扱ったものが多い。しかしながら、失点をしなければ試合に負けることはないというのもサッカーの重要な性質である。
そこで今回は守備原則のうちの1つであるライン間の守り方についてまとめていく。
基本的に守備の陣形は3列から4列で構成されることが多く、大抵は最終ラインとその1つ前のラインの間のスペースを『ライン間』と呼ばれる。したがって、多くの場合ディフェンスラインとMFラインの間のスペースのことを指す。
![](https://assets.st-note.com/img/1714521000198-KQbD2qbLv3.png?width=1200)
このライン間を使った攻撃は得点が生まれやすいということがデータでもわかっている。先日のU-23日本代表vsU-23イラク代表の試合でも日本はライン間を使った攻撃からゴールを決めていた。
ライン間を取ることでDFが釣り出されるために背後にスペースが生まれ、背後を取ることができる。更には横パスが入ることでDFの体向きが変わるためにマークが外れやすくなる。3人目の動きで背後を取った荒木の身のこなしからシュートまでの一連の流れや藤田のワンタッチも見事。pic.twitter.com/5nDzhcLvjB
— 木村暁 / Gyo Kimura (@chacha2645) April 29, 2024
逆の視点で考えると、このライン間を上手く守ることができれば失点を減らすこともできるということだ。
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