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渡英【イギリス入国編】

一時帰国していた約2ヶ月間の日本での生活が終わりいよいよウェールズに戻る日が来ました。家族や沢山の友人と過ごし、サッカーの指導もできてとても充実した一時帰国になりました。

やっぱり日本を離れるのは寂しいですが、日本でしっかりとエネルギーをチャージできたのでまた頑張りたいと思います。

日本に帰国する前に荷物は友人の家に置いてきたので今回はスーツケースが1つとリュックが1つという身軽な装備でした。それでも枕やマットレスなどを詰めたのでパンパンです。

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自分はシンガポール航空を予約。23時羽田発のシンガポール経由でヒースロー空港行きにしました。イギリスではコロナの水際対策として他国をGreen、Amber、Redで分けていて日本はAmberに分類されています。シンガポールはイギリスの入国条件がGreen Listに入っているので安心して経由で使えます。詳しくは下記をご覧下さい。

当日に羽田空港でPCR検査を受けるために余裕を持って実家を昼過ぎに出ました。自分は羽田空港第3ターミナルの1階にある『東邦大学羽田空港第3ターミナルクリニック』で検査(検査方法は唾液採取)を受けました。

17時に検査を受けて結果が出たのが20時30分でした。検査結果が出るまでは吉野家で夕飯を食べました。

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20:30に検査結果が出たので再びクリニックに向かい英文の陰性証明書を受け取りました。費用は38500円と少し高めですが、当日に検査結果が出て羽田空港で受けることができるので利便性が高いので仕方ないです。

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陰性証明書を受け取って後はチェックインカウンターでチェックインをしました。

この日は東京オリンピック最終日ということもあり羽田空港はオリンピック選手、関係者が多くいました。自分が見ただけでもブラジル、キューバ、タイ、オーストラリア、キルギス、トルコ、ベラルーシなどのオリンピック関係者がいました。

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チェックイン時にイギリスに入国するために必要な書類を全て確認されました。イギリスに限らず他の国に行く人も入国要件を確認されるみたいで、現地で強制送還とならないように丁寧な対応でした。

ちなみにイギリス入国に必要な書類は
・パスポート
・陰性証明書
・Passenger Locators Form (入国後の滞在先の情報を記入した書類)
・Booking Reference(イギリス入国後の隔離期間中に行う検査キットの予約表)

詳しくは下記からご確認ください。

チェックイン時に提出した書類は特に問題なかったのですが、受付の方から「学生ビザの期間は大丈夫ですか?」と聞かれました。Vignetteに記されている有効期限が切れているために聞かれたのだと思いますが、すでに初めてイギリスに行った際にBRPカードを取得済みでBRPカードにはしっかりと有効期限が書かれているので入国審査時に提出すれば大丈夫だと思います。

無事にチェックインとセキュリティーを通過し22:55に日本を出発しました。

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また機内に搭乗する際には水、イヤホン、コロナグッズ(マスク、アルコール消毒、除菌ウェットティッシュ)を貰いました。

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流石に機内は空いていて1人で3人分の席を使うことができました。シンガポールまで7時間のフライトでしたが寝っ転がって睡眠できたのはとてもありがたかったです。

機内食はシーフード入りの八宝菜のような料理が出てきました。

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シンガポール料理?のようでしたがとても美味しかったです。シンガポールの現地時間で4時頃にチャンギ国際空港に到着。トランジットで利用する渡航者はサーモグラフィーによる簡単な体温測定を済ませ、トランジットエリアに集められそこで次の便まで時間を潰します。トランジットエリアではトイレ、自販機、コーヒーショップ、沢山のイスやテーブルがありました。

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7:50頃にロンドン行きの便に乗る人はアナウンスで呼ばれてまとまって搭乗口まで移動しました。セキュリティーの場所までは空港内を通っている電車で移動しました。

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セキュリティーでは羽田空港を出発する時よりも厳しく、パソコンや電子機器はバックから取り出し、ジャケットを脱ぎ、ベルトを外し、ポケットに何も入っていない状態でゲートを通過しました。特に問題はなくそこからすぐのところにある搭乗口で搭乗時間までの少しの間を待機。

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15分くらい待った後にロンドン行きの便に搭乗することができました。

この便でも機内は空いていて3人席を1人で使うことができました。シンガポールからロンドンまでは約13時間のフライトなので本当に寝っ転がれるのはありがたかったです。機内食はキッシュとソーセージがメインの料理が出てきました。

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またおやつ?なのか途中でKitKatも配られました。

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機内では映画をを観たり寝て過ごしました。
空と雲と地上と海の全部が見える瞬間もありました。飛行機ならではの景色ですね。

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到着まで残り1時間くらいになると再び機内食が運ばれてきました。チキンパスタがメインの機内食でした。最初はパスタがお米に見えましたが食べてみるとパスタでビックリしました。デザートに付いているチョコレートケーキが美味しかったです。

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現地時間の15:30にロンドン・ヒースロー空港に到着。飛行機からミレニアムドームが見えました。

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いよいよそこから入国審査です。搭乗口を降りるとひたすらArrivalと書かれた案内板を頼りに入国審査の場所まで歩きます。

入国審査ではeゲートと対人の両方があります。
以下のパスポートを持っている方はeゲートから簡単に入国手続きを済ませることができます。
イギリス🇬🇧、EU🇪🇺、オーストラリア🇦🇺、カナダ🇨🇦、アイスランド🇮🇸、日本🇯🇵、リヒテンシュタイン🇱🇮、ニュージーランド🇳🇿、ノルウェー🇳🇴、シンガポール🇸🇬、韓国🇰🇷、スイス🇨🇭、アメリカ🇺🇸

※その他にも細かい利用条件があるので下記のリンクからチェックして下さい。

※入国のスタンプが欲しい方は対人の方に並びましょう。

Eゲートを使える入国者とその他の国から来た入国者で並ぶ入口が別になっていました。そしてEゲートを使える入国者達も並んでいる途中でEゲートと対人の列にランダムで振り分けられます。これは単にスムーズに入国を済ませるためなので申し出れば対人の方に並ぶこともできると思います。(スタンプが欲しい等で)

自分はEゲートの方に振り分けられました。パスポートを機会にかざして顔認識が承認されれば入国です。Eゲートでは他の入国時に必要とされる書類は確認されません。日本のチェックイン時にビザのことについて聞かれましたがどうやら問題ないようです。

ちなみに対人の方に振り分けられた方に話を聞いてみるとチェックされたのはパスポートと陰性証明書のみでPassenger Locators Formやコロナの予約表などは持っているか聞かれただけだったと言っていました。日本のチェックインカウンターでの書類確認の方がチェックが厳しかったように思います。

入国審査を通過すると後は預け荷物を回収した人から解散となります。預け荷物は電光掲示板に「シンガポール航空○○便 8番」というようにどこから預け荷物が運ばれてくるか表示されているのでそれを確認して待っていれば預け荷物が流れてきます。預け荷物のサイズが超過していたり、破損してしまった物に関しては専用の場所に保管されるらしいので、もし自分の預け荷物が流れてこなかった場合はスタッフに聞いてみると良いでしょう。

まるまる1日の長旅はとても疲れましたが何とか無事にイギリスに入国できて良かったです。コロナ禍での入国ということで普段の行程とは異なる点も多かったので不安でしたが、イギリスではあっさり入国できたのが意外でした。とりあえず10日間の隔離でしっかりと体を休めて新生活を楽しみたいと思います。

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