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武蔵小杉〜タワマン街から江戸を感じて〜
これは、借金してでも気になる地域を調査してしまう地域冒険家が、偶然に出かけた先で土地を味わい歩く冒険記・・・!
今回は、武蔵小杉。神奈川県川崎市。
6路線(!)が入り組み、東京、新宿駅へ約20分、横浜、品川駅には約15分、便が良すぎて人口急増のタワマンエリア。
人が増えたから利便が良くなったのか、利便が良いから人が増えたのか?
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これをUrbanと言わずなんという。
タワマンが経ち始めたのは最近で、2008年以降のことだという。タワマンの影響でこの地域の人口は急激に増加を遂げた。私の中では、この写真の通りのイメージが先行しており、武蔵小杉の駅に降り立ち初めて知った事実があった。
「小杉御殿町」「小杉陣屋町」
小杉に御殿とな?はて?気になったので調べてみた。
(実は、「木月祇園町」「京急伏見稲荷神社」という場所もあるが、こちらの関連は文献が不明であった。今回は、御殿町の謎に迫る。)
歴史は遥か昔、徳川家康まで遡るというから驚きだ。かつて、ここら辺は小杉村という場所であったらしい。残っている絵では、ちょぽっとした村だ。(右端を見て〜!)
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小杉町はこんな都会になったぞ!!!
御殿、御殿と、時は江戸。
徳川家康まで遡る。
徳川家康は、江戸→五反田→旗の台→洗足池→丸子橋→小杉→平塚というルートを通って、鷹狩に行っており、
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https://ja.m.wikipedia.org/wiki/中原街道
小杉御殿町のところには、2代目将軍の徳川秀忠が鷹狩・休息のための御殿をこの地に建てた。これには幕府の代官陣屋が併設。地方支配の拠点だったという。
※陣屋:色んな意味があるけど、ここでは用水方のお偉いさんの家だった模様?参考:新小杉開発株式会社https://www.shinkosugi.jp/kosugihistory/dataroom/data01_03_003.html
ちょいと、私の中で面白い(興味深い)のはこの記事↓
この400年前の陣屋の門がまだ残っていて、これはそのまま、約2000坪の敷地に、賃貸(総戸数73戸)と分譲(同66戸)のレジデンスを建てたとか。
新旧融合の日本らしいなって感じたし、昔のものをマッサラにするのではなくて、残して文化を大切にしている所も素敵だと思った。400年前のものを見ることが出来るって凄いよなあ。。。
なので、ここら辺は低層階が立ち並んでいる。
駅の辺りがタワマンが多い。
今は、そのタワマンの多い駅の辺りに”御殿”のような小学校を見つけた。
公教育施設が充実していて驚いた。私立みたい。
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川崎市立上丸子小学校。綺麗。
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御殿町以外は、農村だった。
小杉村は、あたり一面は農村で、たくさんのお野菜を育てていたそうな。
https://www.shinkosugi.jp/kosugihistory/dataroom/data01_01_001.html
小杉村の人々は、この中原街道を通って江戸へ行き、肥料とするための人糞を買いに行っていたそうな。こちらからは、野菜を持っていき、江戸で人糞肥料と交換し、この中原街道を戻ってきていた。別名「肥やし(コヤシ)街道」とも言われていたそうである。
また、小杉を過ぎて平塚では、なんでも幻の「成瀬酢」なるものが作られていて、この”中原街道”を通って徳川家に献上していたそうである。なので、ここは別名「御酢街道」ともいう。(当時はお醤油がないので、お酢は重要な調味料だそうな。)
って、そんな酢は去年まで忘れられてて、2023年にNHK大河ドラマ「どうする家康」の影響で復元されたっていうのがこの記事。色々な所に、ドラマのおかげでスポットライトが当たっていたのね。
最後に、この中原街道は徳川家光以降はお偉いさんは通らなくなって、東海道の方が発展していったんだって。何でだろうか?と考えていたけど、単純に中原街道は狭い。参勤交代が通った日には、かなりの交通渋滞だと思う。
武蔵小杉。
先にも書いたように、現代は6路線も通る要所。昔から、江戸と平塚の東海道を直線で結ぶ”旅人の短縮道”。御殿町から御殿が無くなり、中300年ほど静かな農村だったが、タワマンでまた息を吹き返している。
私は、駅辺りはタイムパフォーマンスを気にするような感覚を得たが、あとはそんなに人が住んでいなかったのか、開発されたからなのかこれといって土地からは人間の気持ちを感じなかった。
武蔵小杉。これからどのような発展を遂げていくのか。
気になる場所の一つである。
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伏見稲荷というからには京都と縁があるんだろう。
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私は、前回の参拝から時間が空いていたので、久しぶりにの参拝になったことをお詫びした。
境内からは、誰もいなくなり風がふわーっと吹き抜け、優しさを感じた。
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参考記事
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