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飛行機に乗らないのに空港へ行く

高校時代の友人が十数年ぶり位に実家に帰省するとのこと。
私はもう地元には住んで居ないのですが、北国で1番大きい?空港がある地域の隣町に住んでいる為、友人が帰ってしまう前に空港に会いに行くことに。

飛行機に乗らないのに空港に1人で行くのは2度目。
前回は12年位前。
同じ友人が大阪に就職することになり、その旅立ちを見送った時。
彼女が北国から出ていく度に見送っているんだなと思ったのでした。
どんだけ好きなんだ?
そんだけ好きなのだ。

空港はこれから旅立つ人々で溢れかえっていて、飛行機に乗らない私は少々肩身が狭い気がしてしまう。
そんな事はないんだけどね。

友人は全然変わっていなかった!
あの日のまま。
ただ、歳をとっただけ。
それはお互い様なんだけれども(笑)

短い時間だったけど、少しの近況報告と沢山のたわいのない会話をした。
彼女のご両親の写真も見せてもらったんだけど、お二人共元気そうだった。
私は彼女のご両親も好きなのだ(あまり会話はした事ないけど)。

あっという間に搭乗時刻になり、別れを惜しんできた。
もう38歳なのに、20年前と変わらず大きく手を振り続け、彼女もそれに答えて手を振ってくれる。
そういえば、再開した時にハイタッチもしたんだけど、これも高校時代からずっとやってるなぁ…。

そんな感じで1時間ちょっとの非現実を過ごしてきました。
多分また彼女がこの土地に来て、自分の現実に戻る時も見送りに行くんだろうな…。
思い出から現実に戻る扉の門番みたいで良いかもね。

そういえば、私が仕事を辞めた時期の少し前に、彼女も職場が変わったらしい。
なんだかそういう偶然、お揃いみたいで嬉しい。

帰る前に、空港に来たら毎回買ってるポテりこを購入。
これから私も自分の現実に帰ろうと思います。

機会があったら食べてみてね

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