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【映画】キムタクと長澤まさみ【マスカレードホテル】

おはこんばんちは。
今回は、新しく観た映画で「これだ!」という作品に出会えなかったので、少し前に観た映画の感想を。

東野圭吾さん原作の『マスカレードホテル』。
東野圭吾といえば、『容疑者Xの献身』『白夜行』に代表されるように大ヒットミステリー作家ですよね。個人的なお気に入りは『流星の絆』。ドラマでのニノ、錦戸くん、戸田恵梨香の3人が大好きでした。特に、このドラマをきっかけにしばらく戸田恵梨香ブームが巻き起こりました(笑)。今でも大好きな女優さんの一人です。

それでは、簡単にあらすじを。

都内で起きた連続殺人事件。この事件を追うのは木村拓哉演じる刑事・新田浩介。次の殺人現場として予告されたのは、超一流ホテル・コルテシア東京。なんとしても次の被害者を出さないために、警察は潜入捜査を決断。新田がホテルのフロントクラークになりきり犯人を追うことに。そんな彼の教育係に任命されたのは、長澤まさみ演じる優秀なフロントクラーク・山岸尚美。「犯人逮捕を最優先」に、次々と現れる怪しげな宿泊客を疑う新田。「お客様の安全が第一」にお客様を丁重に扱う山岸。立場も性格も正反対な二人は幾度となくぶつかり合うが、それはお互いプロとしてのプライドを守るため。そんな二人だが、徐々に信頼関係が生まれ、ともに事件解決へ向かっていく…。

この作品は友人に紹介されて鑑賞したのですが、東野圭吾原作と事前に知り、いつも通りちょっとお腹に重いような、重厚なミステリー作品を予想していたのですが、こちらは割とエンターテイメント色の方が濃い作品でした。これだったらミステリーがそんなに好きじゃない人も身構えずに観られる東野圭吾作品じゃないでしょうか。

■仕事に向き合う際に大切にしたいプライド

物語は、刑事・新田とフロントクラーク・山岸という異色のバディを中心に進んでいきます。お互いの仕事に対するプライドがぶつかり合って、最初はなかなかうまくいかないのですが、それがまた良い。

刑事として大切にすること。フロントクラークとして大切にすること。自分たちが仕事に向き合う時にも大事にしないといけない要素が存分に詰まっています。

特に、ホテルマンという仕事からは多くのことが学ぶことができました。
徹底的にお客様の快適を最優先に、ひたすらに自分を殺して執事に徹する。時に、「それは大人としてどうなの?」って思うような利用客も登場するのですが、そんな客にもしっかり対応できるのは単純にすごいな、と。
逆に、こんなお客様には絶対にならないようにしよう、という反面教師にもなりました(笑)。

「客に逆らうな、ルールは客が作る。ですよね」(新田)
「客ではなく、お客様です」(山岸)

予告編にも登場する、この作品を表す印象的なセリフです。
果たして全ての仕事でその姿勢が正しいのか、というのかは分かりませんが、ホテルのフロントクラークこそが究極の接客だな、と見せつけられました。

■キムタク

個人的に、ですが。
あんまり刑事・新田にキムタクがハマらなかったんですよね。
キムタク、はどう見てもキムタク、にしか見えないという、キムタクあるあるというか…(笑)
でも、後々記事を明後日みると、東野圭吾さんは新田を書く時に、キムタクをイメージして書いていたとか。
確かに、所々キザな感じはキムタクだからこそ、なのかな。

キムタクはどう見てもキムタク、と思わせるところがキムタクの凄さ故んだな、と思います。

存在感は圧倒的です。

■長澤まさみ

先日、がーすー氏が長澤まさみさんの最新作『マザー』を紹介していましたが、本当にいろいろな顔を演じますよね。
この半年で、長澤まさみさんが主演の映画を数本見ました。
『50回目のファーストキス』では、天真爛漫な可愛い女の子・るい。
『コンフィデンスマンJP ロマンス編』では、コミカルな詐欺師・ダー子。
『キングダム』では、圧倒的な強さを誇る山の民を率いる・楊端和。

そして、この作品では仕事に真っ直ぐな女性・山岸。
流石の一言です。

ショートカットのスーツ姿がとってもよく似合っていますし、働く女性のかっこよさ、が詰まっています。
個人的にもスーツ女子が好きなので、俺得です。(笑)


■最後に

ということで、ちょっとまとまりのない感想文になってしまいましたが…。
がーすー氏、らいまる氏同様に、あまり映画に時間が取れなくなってきてしまって寂しい。
最近は企画記事も出せていないので、どこかでなんとか時間をとってまたやりたいな、と思っています!


記録的な豪雨で今年も各地で被害が出てしまいました。
被災された方々のご冥福をお祈りするとともに、1日でも早い復興を願っています。

ぐっさん。

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