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映画「レッドドラゴン」

ネットフリックスでレクター博士シリーズのひとつ「レッドドラゴン」が配信されてたので超絶ひさしぶりに観たですが、猟奇殺人鬼のフランシス・ダラハイドを演じたレイフ・ファインズがやっぱ良かったですね!主演のエドワード・ノートンとアンソニー・ホプキンスの五億倍くらい体張ってた気がします。
レイフ・ファインズ演じるダラハイドは祖母からかなり苛烈な虐待を受けて育ったため人格が歪んでしまい、また自分の外見のコンプレックスもあって自分に自信がまったく持てない大人になってしまった哀れな男で、それを無茶苦茶マッシブに体作ったレイフ・ファインズが捨てられた子犬みたいな表情で演じるものだから「ま、守ってあげたい(;ω;)」と母性本能くすぐられてしまうのですが、さっきも書いたようにかなり性癖歪ませた猟奇殺人鬼でもあるので「守ってあげたいけど…近づいたら絶対脳天カチ割られますわこれは:( •ᾥ•):」感も超あるので、隣に寄り添って優しくしてあげたいのと半径2メートル以内には絶対近づきたくないの気持ちがないまぜになって、この人を見ると脳内でヒットアンドアウェイ(ダラハイドに接近して優しくしてすぐ離れる)を繰り返してしまってすげー疲れます、すげー疲れます!

しかし盲目の女性のリーバと幸せ掴めそうだったのに自分の中の、現実には居もしない祖母とレッドドラゴンの幻影に責められて自分から幸せ手放しちゃったダラハイドは愚かで哀れで気の毒な男だったなぁと憐憫の情で見てしまいますヒットアンドアウェイしながら。もー馬鹿馬鹿(;∀;) 

れっどどらごん

ダラハイドがレッドドラゴンの絵画を食っちゃうシーンは「あぁ、あんな固くて繊維質ばっかなもんあんなに食っちゃって、明日、お尻の穴が大変なことにならなきゃいいけど」て多分全米が思った。

レイフ・ファインズのことばっか言ってますが、レクター博士を演じたアンソニー・ホプキンスは無論すばらしくて、目だけで全人類をおションションちびりそうにさせる演技はすごい良かったです。あと多分、レクター博士、ダラハイドが破滅に向かうように仕向けたよね(´∀`*)。
エドワード・ノートン演じた元FBI捜査官ウィル・グレアムもうっかりレクター博士に食われそうにもなったけど、ドラマ「ハンニバル」版ウィルよりもかなり普通に幸せそうだったので観ながら「良かったね…良かったねウィル」と思いました。

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常に地獄に肩まで浸かってそうな感じのドラマ版ウィル(右)

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