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映画感想「ライフ」(7割くらいネタバレ)

はい、と言うわけで映画感想します。今回感想する映画は2017年のアメリカ映画「ライフ」です。同じタイトルでベン・スティラー主演の映画「ライフ」もありますが、あっちじゃないです。あっちも好きですが。

イラスト5

↑こっちじゃないよ

イラスト6

↑こっちだよ。身も蓋もない五七五の煽り文句が素敵

今回紹介する方の「ライフ」は宇宙を舞台にしたホラー映画でして、国際宇宙ステーションのステーションクルーたちが火星から採取した単細胞生物に「カルビン」と名づけ、「あらあら可愛いわねぇ(´∀`*)」と神から目線で愛でたり、ブドウ糖あげたり、電気ショック与えたりしてるうちに(おそらく電気ショックにより)カルビンは急激にイカみたいに進化し、且つ巨大化、凶暴化を遂げ、しまいにはクルーたちに明確な殺意を向けるようになったので「こりゃ大変だ」と焦ったクルーたちが殺処分しようとしたところ、知能も急激に進化したカルビンの反撃に遭い、1人、また1人と殺され、宇宙ステーションと言う逃げ場のない状況で、人間と宇宙イカカルビンとの生死を賭けた攻防が始まる―と言う、人間たちが火星の生物に神から目線で要らんことしたお陰でとんでもないことになった、超自業自得SFホラー映画なのですが、いや後味悪くて良かったです!

展開事態はスーパー自業自得なものの、出てくるキャラクターたちは基本『自よりも他を尊ぶ』良識のある人らで、そんな好感の持てるキャラクターたちが、その善良さゆえに取った行動でどんどんどんどん悪い方向わっるい方向に話が進んでいっちゃうのがね、皮肉とパンチが効いてて良かったです。

ラストのオチもですね、漁師のモブおじさんたちがなまじ良い人たちだったばっかりに最悪な方向へ。モブおじさん、どうしてそんなダチョウ倶楽部な行動を。開けんで良い、開けんで良いって。人の話を聞け。モブおじさーん!!!
ラストのビブラートが効きまくったイヤ―――ンな感じのBGMと、カルビンが最後に見せた邪悪な笑みと合わせて後味の悪さ最高でした、( ´∀`)bグッ!

ライフ2

さっき描いた感想絵。一番責任追求されそうなキャラが一番穏やかに死んだのが解せぬ(解せぬ)。

画像2

以前描いた感想絵。『アベンジャーズ エンドゲーム』での真田広之の扱いが悲しかった人は『ライフ』を観るといいよ。今だと映画配信サイトに大体入ってるっぽーです。


サポートしてくれたらなんか良いことあるかもしれません。掃除機のコードが一発で巻き戻ったりとか。