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友達できないアラフィフ(INFJ・HSP)と仲良くなる人の共通点

カウンセリングという予定のおかげで、月に1~2回、繁華街に行けて楽しい。今日そこで「友達ができない私と仲良くなってくれる人って、みんなタイプが似ている」と気がついた。

そのタイプとは、
私の「ぶあつい壁」を大ハンマーでぶちこわしながら笑顔で「はろー♪」とか言って入ってきて、勝手にくつろぐような人たちである(笑)

私は友達ができない

私は人間関係で「親しくなっても、付き合っている内にストレスが溜まりはじめ、限界がきてフェードアウトしてしまう」という、ずっと繰り返しているパターンがある。

中学生時代にはすでに人間関係に嫌気がさしてストレス過多になり、高校生になってからは自ら「友達をつくらない」と決めて過ごしていた。これには葛藤もあったが、とりあえずストレスからの「回避」で身を守っていたのだと思う。長い「自分閉じ期」のはじまりだった。

それからいままで何十年も経ったが、やはり長く続く友だちはいない。

ネットでやった16Personalities性格診断テスト”では「INFJ(提唱者)」だった。
分析で「INFJは友達できない」と言いきってくれてスッキリした。「もともとそういうタイプなら、しゃーないじゃない」という自己受容ができていいな、と思った。

このサムネ好き(笑)
言い切ってくれて逆にありがたい☆

強キャラばかりが現れる

そんな私だが大人になってからも、何人かは友達関係になったことがある。ほとんどの場合は、さらっとした知り合いのまま終わる。しかし「壁をぶち破って」くれて、友達関係になった人は今までで4人ほどいた(全員女性)。

  • オープンカレッジで後ろに座った人

  • WEB制作会社時代の同僚2人

  • 心理学講座で知り合った人

全員が強烈なキャラだった。
みんな、こっちの都合おかまいなしにやってきたりする人。
なんか知らん間に勝手に当人の中で予定が組みあがっていて、強制的にそれにつき合うことになるということもよくあった。

今でも一応付き合いがあるのは「心理学講座で知り合った人」。現在アラフォーの女性。一回り年下だがセンセーと呼んでいる(仮ニックネーム)。でも最近このセンセーと関わるのがちょっとしんどくなっていて「またドアスラムしそう」なのだ。

ドアスラムとは…ドアをいきなりバタンと閉めるように人間関係をシャットアウトすること。INFJがよくやるらしい。

 

「わたし発達障害なんだよねー」

センセーは「わたし発達障害なんだよねー」と言った。すごく変わった所があるとは思っていたが「へーそうなんだー」とだけ思った。

私から見てセンセーは行動力がすごい。
常に動き回っていて、興味がわいたものにはすぐに飛びつく。すぐ人と親しくなるし、たくさんの人に助けられるかわいげみたいなものがある。行動量の多さから、博識だったりする。

しかし反面、
超絶時間にルーズだったり
すぐに物を失くしたり落としたり
話がかみ合わないことが多かったり
他人との距離をつめすぎて衝突しやすい
などがしょっちゅうで、トラブルが尽きないという所もあるのだ。

私は「面白い人だ」と思って付き合っているんだけど、彼女にちょっとした仕事を頼まれだしてからかなり負担になってきてしまった。

一定の距離感を保ちつつ、付き合っていられた内は問題なかったが、最近「これ以上はシンドイな」という気持ちが大きくなってきた。

あと悪気はないと思うのだが「失礼だなー」と感じるような言動をすることがある。これにしばしばモヤついて応対に難儀していた。

人の家で勝手に雑煮を食べてるうさぎのイラスト
(登場人物に関連はありません)

「相手の気持ちが読み取れないのと、対人関係の距離感が近すぎてやりすぎてしまうのは、発達障害の人の特徴でもありますよ」
とカウンセラーに教えてもらった。

うーん。これは勝手な仮説だけど、私が大人になってから仲良くなれた4人はもしかしたらみんな、同じような発達の特徴を持っていたかもしれない。

共通して、常に衝動的に動き回っていて多趣味、人との距離感がバグってるためすぐに親しくなるが、いつもどこかで騒ぎを起こしていたりする。こだわりが強くて人の意見は聞き入れない。たまに他人に対して感情を爆発させる。

「他人との距離感バグってる人たち」だから、私みたいなタイプにもぐいぐい来てくれて仲良くなれたのかなー。
逆に言えば「常識外れなくらい、ぐいぐい来てくれる人でないと親しくなれなかったんだ」と思った。

一時的に楽しいけど、終わる関係

彼女たちはいつも周りを巻き込んで、ワーキャーと騒がしい。興味関心あることを、いくつも掛け持ちしてのめり込む。衝動的に動いた分、トラブルや事件も多かったりする。
感情の乱高下も大きいジェットコースターみたいな毎日。

それに誘われてつき合ってる間、人生の濃度がギュッと濃くなって、妙な楽しさを感じることがある。ただ疲労感はハンパない。毎回、家に帰ってぐったりする。口半開きで虚空をみつめるだけの数時間が必要なくらいに(笑)

好きだから友達になっているし、振り回されることを楽しめているうちはいい。学びや気づきもたくさんもらえる。
でも残念ながら、限界がきてしまう。
ジェットコースターに乗り続けるのはしんどい。

うーん。ドアスラムやむなし。

もういいですー

「本当に気の合う女友達ができたらなー」と、思い続けて50年。

でもできない。
私自身がややこしい性格だと思うから、カウンセリングのように「お金を払って1時間、話を聞いてもらう」ぐらいの人間関係がラクだなと今は思う。

それでもINFJ(しかもHSP)は、カウンセラーにまで毎回「迷惑じゃないかな」とか気にしてしまうんだけども。

2024.07.12
地球に来てから18,571日目(50年目)
ちきゅうレポート:大人の発達障害の可能性がある人との付き合い方は、本当にわからない。カウンセラーは「発達障害の本人も苦しいのよ」と言っていた。確かに苦しいと思う。けど巻き込まれるから安易に手を出せないところがある。ちきゅうにはこういうジレンマがある。

 


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