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【海外旅行】イスラエルの死海にいった話


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イスラエルには死海という世界でも珍しい海があります。

何が珍しいの?

浮くんです。

水の中に入れば浮力の力が加わるので当然浮きます。しかし、この死海の中では話が違います。沈めないんです。例えていうなら、お風呂の中に浮かぶ黄色いアヒル状態です。

そして、塩分濃度がかなり高いので、目に入ると純粋で洗わないと開けることができません。海の中には岩塩のような塩の結晶の塊がゴツゴツと存在しています。

今回は、そんな珍しい死海について記事にしていきます。

・死海の情報


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死海での体験談を書くまえに少し死海の情報について紹介します。

死海は中東に位置する塩湖です。死海にはイスラエル側とヨルダン側が存在します。要は国境を超えて、二つの国にまたがったているということです。

大きさは600㎢でだいたい東京ドーム13個分くらいの大きさです。ただ、死海の大きさは日に日に変動しています。死海は日を追うごとに小さくなっています。この理由として、

灌漑や飲料水のために、水の流入が妨げられているから

と言われています。イスラエルの地質調査グループによると、水位は1年で1メートル下がっているという調査結果が出ています。

水は干上がり、塩分濃度が上がり、人が浮くことができるようになるということです。

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上の写真はホテルの部屋から撮った写真ですが、川が完全に干上がっていることがわかります。

車やバスの死海までの道のりで、海抜高度の表示が道に定期的に出ています。死海は世界で最も低い陸地と言われ、海抜マイナス420メートルに位置していると言われています。

海抜高度がマイナスになるところ、そんな場所が世界には存在したんですね。

死海は、観光地でもあり、リゾート地でもあります。食品やレストランの相場は、イスラエルの他の場所よりも少し高めです。

死海の土には塩分濃度が高く、ミネラルが豊富に含まれているためスキンケア商品が多く売られています。ホテルにはエステや死海の泥を使ったマッサージなどがあります。

・実際に死海で泳いでみた


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事前情報で死海はぷかぷか浮くことは知っていました。とはいっても、成人男性の私が簡単にぷかぷかとはならないだろうと思っていました。

ナメていました。

浮きます。

余裕で浮きます。

ウォーターベットとはまた違った、なんとも言い表しがたい感覚です。とにかく浮くんです。そして水も温かくゆったりできます。

波もないため、体力を奪うものがありません。新感覚でとても癒されました。

時間がゆったりと過ぎていく感じがとても好きになりました。日差しはかなり強いですが、その日差しも最高です。

悪いことといえば、水が目に入ったら、痛くて開けられないことくらいです。塩分濃度がかなり高いため、手に少し海水がついた状態で顔を拭うだけで、目が開けれなくなります。

目に海水が入った度に、近くにある純粋が出る水道まで顔を洗いにいきます。水位が浅いところでは、塩が結晶化しており、足元はガリガリになっています。足が地味に痛いのを我慢しながら目を洗いにいきます。

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陸地では地元のおじいちゃんやおばあちゃんが体に泥や塩を塗って座っています。ミネラルたっぷりの死海の泥や塩は美肌を保つ秘訣なんでしょう


・死海に関するグッズ


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死海の泥や塩はミネラルが豊富で、スキンケアに使われています。ホテルでは様々な、ブランドの、死海の素材を使ったスキンケアグッズが売られています。

お土産にはぴったりですが、少し問題もあります。ミネラルが豊富なことは素晴らしいですが、どれも匂いが強烈です。海外の化粧品には多いですが、匂いが強過ぎて、クラクラします。海外製の柔軟剤などが好きな人にはおすすめです。

死海の泥や塩を使ったブランドが日本にも進出してきています。

・SABON

・LALINE

この二つはイスラエルから日本にきた有名なブランドです。どちらも有名なので、女性なら知っている人も多いと思います。

私個人の感想ですが、日本ではLALINEよりSABONの方が人気のように思います。ただイスラエル人に聞くと、イスラエルではLALINEの方が人気らしいです。

どちらも死海のミネラルを豊富に含んだスキンケア商品を販売しています。

彼女の誕生日にプレゼントしてみてもいいですね。


・まとめ


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イスラエルの死海についての経験を書いていきました。現在15カ国ほど海外を旅行しましたが、その中でもかなりお気に入りの国です。

イスラエルと聞けば、少し危険なイメージを持つ人もいます。私がイスラエルを訪れる少し前には、領空に侵入した周辺国の飛行機を撃ち落としていました。日本で流れるイスラエルについてのニュースは物騒なものが多いです。

しかし、百聞は一見にしかず、いってみれば全く違う印象を持ちます。多様な国民性で、差別がなく、悪い思いは全くしませんでした。

また、イスラエルは世界的にも、美人の多い国だと私は感じました。ナタリーポートマンやワンダーウーマンを演じたガルガドットなど、有名なハリウッド女優は多いです。レストランのウエイトレスがモデルみたいで、とにかく美人が多い印象を持ちました。

死海での経験は、友達に話せば割とウケます。イスラエルに行ったことがある人が、少なく体験談を聞けるのは珍しいからでしょう。

イスラエルでの体験は、これからもたくさん記事を書いていきたいと思っています。

ここまで読んでいただきありがとうございました!


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                          byぐんとも


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