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《113》【読書感想】事例でわかる弱みで勝つ!マーケティング戦略(佐藤義典)

こんにちは、田中梓です😃

とても久々の読書感想となります。
ここ数ヶ月、読書をサボっていたので、今後は定期的に本を読む習慣を取り戻します!

やっぱり、ページを開くごとに本の世界に取り込まれていく感覚はいいですね。

知識や新しい発見もたくさん身に付き、メリットばかりです。

今回読んだのは『事例でわかる弱みで勝つ!マーケティング戦略』。

タイトル通り、マーケティングに関わる人はもちろん読むことをおすすめします。

また、「自分ってこれという強みが無い……」と悩んでいる人もぜひ読んでください!

それは本当に”弱み”か?

現時点で大企業のような整った環境が無い場合、自分には強みが無いと思い込んでいませんか?

私も自分を”お金も人脈も無い駆け出しフリーライター”と位置付け、ライティング企業と比べて弱い立場だと思っていました。

しかし、自分が”弱み”と認識していることも、観点を変えるだけで”強み”に変えられます。

たとえば、個人で飲食店を経営しているオーナーが「大手のチェーンほどの知名度やサービスを提供できない」と”弱み”と認識していても、「静かな場所でひっそり食事を楽しみたい」という人にとっては”強み”になります。

個人店はチェーン店よりもコストがかかる傾向にありますが、「コストを抑えたい多くの人が来にくくなる」という点は、特定の人にとってはメリットでしょう。

まずは対象のサービスや商品の”弱み”を洗い出し、”強み”に変換することが第一ステップですね。

ライバルは1つではない

また、自分の弱み・強みを把握する上で大切なのは”ライバルは複数いる”という点。

上記の個人の飲食店で言えば、ライバルは大手チェーン店だけでしょうか?

キッチンカーや通販、家事代行など”料理”という共通点があれば、様々なサービスがライバルになるでしょう。

個人の飲食店は、大手チェーン店と比べると商品コストが高い傾向にある。しかし、キッチンカーと比べると安いかもしれない。

……など、自分のサービスや商品単体で弱み・強みを把握するのは難しいです。

そのため、常に複数のライバルに関心を持っておく必要がありますね。

ちょうど最近、とあるクライアントの某商品のキャッチコピーを考える仕事がありました。

その商品だけを見て、「コストは一般的には高い部類かな?」「知名度は今のところ高くないかも?」などと一生懸命考えていましたが、やっぱりピンとくるものはありませんでした。

マーケティングとは、市場全体に関心を持って、積極的に調べにいく好奇心が必要不可欠ですね。

私は机上の作業に落ち着いてしまう傾向があるので、もっと視野を広げるようアクティブになろうと思える本でした!

そして、一見マイナス要素と思えるものも、普段からポジティブワードに変換する習慣も付けていきます。

ここまで読んでいただきありがとうございました😃
今後ともよろしくお願いいたします✨


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